親子川柳～反抗期の巻

ただいまと　言わなくなって反抗期
子を持って初めて知る親の限界　　　　　　
口論は　いつもあとから知恵が出る
子の気持ち　親の気持ちと反比例　　　　　　　　　
子の笑い　聞いていたくて声かけず
ごはんよと　呼ばれることのありがたさ　　
怠け者　作ってしまったマメな親　　　　　　　
悲しみも　半分に減る記憶力　　　　　　　
グレるなら止めはしないが悔やむなよ　　　　
同じ事　しても身内は許してる　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
目に入れた　せがれこの頃　目に余り
宝から　腫れ物となる子の行方　　　　　　　
今の子は　手足は長いが気は短い　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
親戚に　1人は欲しい　裁判官　　　　　　　　　
だからって　みんな非行に走らない　　　　　　　
殺されも　殺しもせずに　子ら育つ　　　　　
親不孝　できる子がいて　親元気
おすわりと　子に言ったのを　犬が聞く　　　　
食べ盛り　鍋も財布も空にする　　　　　　　　
同じ事　何度も言える家族あり　　　　　　　　
強制で　学んだものは残らない
百年も　１秒前も過ぎたこと
子の老後　までも心配してる親　　　　　　　　
物音の　一つ一つがメッセージ　　　　　　　　
若者が　今日も元気にしゃがんでる　　　　
なんでなの　親が聞きたい　なんでだろ　　　　　　　　　
母になり　親の苦労を思い知る
独り立ち　今さら思う　母の苦労　　　　　　　
恐怖心　よりも上いく　好奇心
来年は　今より楽と　信じたい　　　　　　　　
小言から　感じてはいる親心
飛び出して　守られていることを知る　
他人には　優しく会話する息子
中学の卒業からは　かさむ金
子の成長　増える学資に　減る会話
金がいる　金がいるいる金がいる
子あるも嘆き　なきも嘆き　　　　　　　　　　
父帰る　娘出かける　妻眠る　　　　　　　　　
子供は全ての動物のうちで　最も取り扱いにくい
幸せと　苦労届けるコウノトリ
思春期よ　終わってくれと思うとき　　　　　　
可愛い子　旅をさせたら戻らない
親よりも　友を信じる反抗期　　　　　　　　　
ばか息子　お前のせいだよこの涙
ストレスは　なぜか血となる肉となる　　　　　
夢をくれ　地獄もくれた可愛い子　　　　　　　
常識も　世代違えば非常識　　　　　　　　　
今の子は　手足は長いが気は短い
口がたつ　この子誰の子　私の子
吠えてなさい　やがては君も　聞く立場　　　　　　
ただいまの　声の調子がバロメーター
あきらめを教えてくれた息子たち
良い人が　良い子だったと限らない
丸い石　はじめはとがっていたんだよ　　　　　　　　　　　　　　
怒る人　心配するのも同じ人
手を出さず　見守ることの難しさ　　　　　　　　　
子を育て　育った自分に気づかされ
子育ては　想定外の積み重ね
聞く耳は　心の中についている






◎こちらも全て、本などでみつけたなるほどと思った言葉です◎