
うちのhanaは、抱っこされるのはもってのほか、
撫でられたり触られることも嫌います。
誰が触っても撫でても 怒ったり噛みついたりはしませんが、
逃げられない場合は身を固くしてじっとガマンしているので、
何もそこまで嫌がらなくても…と見ている方が落ち込みます。
逃げられるときは 触った瞬間にピュ~ンと飛んで逃げます。
何もそこまで飛ばなくたって…と、触った者を落ち込ませます。
先日も私が寝転がって腹筋もどきをしていると、
顔のところに寄ってきて「おかあさん♪」とひと舐め。
誰にでもいつもチュッとひと舐めはしてくれて、
それが可愛くて「はーちゃーん、ひと舐めしてくれたん?可愛いね~」と手を伸ばして撫でた途端に
「触るな!」とビュ~ンと飛んで逃げたhana。
飛んだ先でこっちを見て「調子に乗って気安く触るな」と言ってます。
たっま~に、ごくごくたまに、自分から甘えたい時はくっついてきて
「撫でてください」と気が済むまでスリスリしてくるんだけど、それも年に数回。
勝手な子(笑)
今回はちょっと触れただけですごい勢いで飛んで逃げたので、私はプチンと切れました。
「ちょっと!!なんなの、その態度は!
ちょっと撫でることもそんなにイヤなんだったらもう勝手にしなさい!
お母さんはもうhanaのことなんか知らないからね!
面倒も一切見ないからね!
ご飯もお風呂も薬も病院も体の手入れも、何もかもぜーんぶもう知らないからね!
hanaなんかお父さんの子になればいいんだ!
あー、そーだ、そーだ、お父さんの子になったらhanaなんか生きていけないんだからね!
可愛いだけで何の面倒も見てくれないんだからね!
もう絶対こっちに来ないでね!もうhanaなんて知らない!嫌いになった!!」
hanaは目がまん丸。
一気にまくしたてる私を見て茫然とし、これはそうとうヤバイと直感し、
すぐに飛んできて私の膝にのぼり、顔をペロペロしてきました。
「自分の都合でばっかり勝手にすり寄ってこないで。あっち行ってよ」と怒り続ける私。
結局この日は夜になっても亀裂は戻らず、帰ってきた夫がいつもとは違う雰囲気を察知。
夫「あれ、はーちゃん、お母さんと喧嘩したの?何しておかあさんを怒らせたの?」
天敵くん「どうせ呼んでも来なかったとか、触ったら逃げたとか、そんな程度なんちゃうん?」
私「ピンポーン!!天敵くん、大正~解~!」
天敵くん「そんなことでまだ尾を引くぐらいの喧嘩したの?」
私「当たり前やん」
夫&天敵くん「そんなので怒ってたら、俺らはいっつもやんな~!」と一気に同調。
夫「そりゃhanaのお母さんへの忠実ぶりはすごいから、
ちょっとずれただけでお母さんがショックなのもわかるけど、俺らなんていっつもやで。
呼んでも来ないし、触れば逃げる、来たと思ったらお母さんがいない時のつなぎであって、
お母さんが来たら蹴りいれていなくなるし。」
天敵くん「そうそう。かあさんみたいなことで怒ってたら、俺らなんか年中hanaに怒ってなアカンやん。」
夫「それにほら、めっちゃ反省してるみたいだし、
お母さんに許してもらわなければお父さんじゃダメなんだよ。
仲直りしたら?」
私「やだ!好き勝手なことしてあとで謝るぐらいなら最初からしなきゃいいやん!」
夫「そうだけどさー。hanaもそれがわかったみたいだよ?ずっと困ってウロウロしてるやん。」
私「知らない。お父さんと生きて行ったらいいやん!」
夫「生きていかれへんってー。はーちゃんはお母さんだけが大好きなんだからさー。俺はつなぎだよ?」
hanaは私の椅子の下で きちんとお座りしながら目をウルウルしながらじっと私を見ています。
そんな顔には騙されない。どうせ今また触ろうとすれば飛んで逃げるんでしょ。
私だって傷ついたんだ。
hanaとにらめっこが続きます。
すると夫が言いました。
「あ、わかった!そうだそうだ、わかった!あのな?はーちゃんは間違えたんや。
お父さんと間違えたんや。」」
私の周りにはタリラリラ~ンという音楽と共に、キラキラの何かが下りてくるのが見えました。
夫「お父さんと間違えて、お母さんにそんな態度とっちゃったんやわ。
間違えたことを反省してるから許してやって」
私「そうなん?あ~、なんだそうやったん?お父さんと間違えたん?
ん~、だったらいよ。もう怒ってないよ」
天敵くん「マジ…?」
じゃあはーちゃん、おいで、と言うと来るには来たけど、
抱き上げると相変わらず身を固くしてかなりガマンしている様子でした。
夫の自虐的仲介で、はーちゃんとおかあさんは仲直りできましたとさ。
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Posted at 2011/07/24 11:56:12 | |
うちのワンコ | ペット