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帰りの車の中での会話。



母　「来年の今頃は大学生やね～。ってか、なってるよねぇ？」

天　「多分な。」

母　「天敵くんといると気が楽やわ～。
　　　いろんなことあったけどあんたは強いよね。
　　　小さいときに発育が遅くてあんなに心配したのが嘘みたいだね」

天　「あぁ、あの話やろ？

　　　　俺、餓死状態で生まれたんやんな？」


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いえ、仮死状態です。

ランチ先での会話。


私　「天敵くんはコーヒー嫌いだったのにベリーズ（今はもうなくなってしまったカフェ。
　　　どれもが美味しかった）で飲んでからコーヒー大好きになったんだよね」

天　「ちゃうで。それより前に今の車買う時にDラーで出されたコーヒー飲んで
　　　それから好きになったんやで」

私　「え？違うやろ？ベリーズで飲んだ方が先やったやん？」

天　「ちゃうって。絶対Dラーが先やって。それでベリーズでも飲むように
　　　なったんやもん。自分のことやもん、はっきり覚えとうで」

私　「ベリーズはあんたが小学生の時から行ってたんやで？
　　　クルマ買ったのは中学生の時やもん。ベリーズが先やで。
　　　あんたがコーヒーを好きになった瞬間のことも私覚えてるもん」

天　「それは母さんの勘違いやって。」

私　「そぉかぁ…?そおだったかー…」

天　「ただな、俺の記憶ほどアテにならんもんはないで」



　　　　　・・・・どてっ！！
　　　　（母が椅子から落ちる音）