
※また音楽の話になります(笑)。
今回は「今日の一曲」という、不定期にやろうかなと思っている企画の、記念すべき第一弾でございます。
勝手にやってなさいよ、というカンジだと思われますが、どうぞお付き合い下さい。オススメを押し売りします(笑)。
ということで、「今日の一曲」参りましょう。
今日は角松敏生さんの「君のためにできること」という曲を取り上げます!

《基本情報》
製作年:2003年
作詞作曲:角松敏生
収録:
☆シングル「君のためにできること」
☆アルバム「Summer 4 Rhythm」
☆ベストアルバム「1998~2010」
シングルのセールスも良く、ライヴでも歌われることもあるこの曲は、角松敏生さんらしい美しいメロディーと、優しさに溢れたリリックが素晴らしい名曲です。
本人曰く、時代的にタイムリーであった「イラク戦争」を意識したわけではないそうですが、自然とそこに視点を向けられた曲のような気がします。
しかし、視点には普遍性がございますので、心おきなく聴けます🥰
さて、今回はリリックに注目していきますね。
僕の特に好きな箇所を抜粋すると…(順不同)
①「誰かの心を信じたいならば まず自分のことを知ることが大切」
~Hatarinの解釈~
この箇所では、自分のこと(=信念や本心)をよく知らずに、誰かの心を盲信的に信じることの危うさを伝えてくれていると思います。
誰かの心を信じることは本当に難しいことです。偽善を装い騙してくる人や、犯罪への加担を勧めてくる人、洗脳させてマインドコントロールさせてくる人…。とはいえ、全て疑いの目で生きるのもしんどいので、“自分を持つ”ことで本当に信じるべき人を選び出すことが重要ですね!
②「この世界に散らばってる 七色の想いひとつに集めて 白い光に変えて 永遠を照らせ」
~Hatarinの解釈~
この箇所では、心に一つにすることで困難を解決できるという思いを読み取れました。
争いや憎しみを繰り返して正しさを競うことより、もっといい手段で平和や明るい日常を手に入れられるものですよね✨
③「誰だって自分だけが正しいのだと 想いたくて 叶わなくて ただ恐れているだけ わかりあえること求めてるのに」
~Hatarinの解釈~
ここが個人的に一番刺さりました。
正しさは何通りもあるはずなのに、自分が一番正しいと信じると、叶わないことに腹が立つこともあります。
また、自分が一番正しいと信じたいのに、圧力やパワーの関係でねじ伏せられることで、気持ちが内へ内へと閉じ込められることもあります。
妥協点も認められず、話し合いも出来ず、一方が苦い思いを噛み締めるわけです。そんな互いの気持ちのズレから、互いの争いが始まりがちです。
測れぬ正しさならば、お互いに思いやりを持って耳を傾け、問題の核心に迫ることが大事だと思います🤔
…長々と真面目に書いてしまいましたが、ど正面から向き合うとこうなります😅(笑)。
角松敏生さんの曲は随所に工夫と深みがあるので、どうしてもこうなります(笑)。
ちなみに、ナナメから向き合うと「優しい世界観を持ったポップス」という所でしょうか。気分がまろやかになります😊。
まあ、聴き方は人それぞれですので、それぞれが聴きたいように聴いて、それぞれの心を彩ることが出来れば“ステキな世界”が広がるはずです🎶
さて、最後にまとめていきますが…
この曲には「普遍の愛と、思いやりのつながり」という価値観があると思います。
1998年以降の角松敏生さんの作品には、この価値観が随所に散りばめられているので、楽曲から“統一感あるメッセージ”を享受出来ます。
おかげで、僕はもう角松敏生さん作品の虜でございます(笑)。
関連情報URLに、「君のためにできること」のフルバージョンの動画を載せて置きましたので、是非聴いてみて下さいませ!
これを機に、角松敏生さんの作品に触れてみて頂けたら幸いでございます。
ではでは~
Posted at 2020/09/11 00:33:17 | |
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