
前回の続きです。
最終章は拭き上げ&仕上げ編です。
シャンプー洗車とすすぎを終えたらいよいよ拭き上げと仕上げです。
ここからは時間勝負です。
何より乾かさない事が大事です。
ボディ、ガラス&ステップ、タイヤ&ホイール用の3枚のマイクロファイバークロスを用意します。
まず予め濡らしたクロスを固絞りしてフロントガラスを拭きます。
この時ワイパーは起こしません。
カウルトップやワイパーゴムには砂汚れが溜まってますので起こした時に水滴がボンネット等に垂れるとその後キズの原因となります。
拭く時だけワイパーを浮かすようにします。
ついでワイパー本体、ブレードを拭きます。
次にボディ用クロスでボンネット→フロント両フェンダー→ルーフ→リヤガラスの順に拭きます。
日の当たる天面をなるべく早く拭いた方が良いです。
その後は左サイドガラス→左ドアミラー→右ドアミラー→右サイドガラス。
日の当たり方によってフロントバンパー及びリヤバンパーどちらかを先に拭きます。
次に両サイドステップ→全輪フェンダーアーチ→タイヤとホイール→全ドア内部のステップ→給油口となります。
拭き上げの行程で大事な事は、まず乾かさない。
これにつきます。
さらに部位でクロスを分ける。
優しくゴシゴシ拭かない。
クロスの端は固いのできちんと折りたたんで使用する。
夏場はもちろんですが、冬場も乾燥で意外な程早くボディやガラスが乾きます。
ゆっくり細かく最初から拭けるのはガレージ洗車だけです。
屋外洗車ならまず乾かさない事を意識します。
細かい所は後から拭けますのでまずは全体を拭き上げるイメージです。
私は洗車キズを残すより乾いた事によるシミを残す方が嫌です。
洗車キズ程度は深くなければ研磨でほぼ消えますが、乾いてシミになった所は最悪塗装が陥没して消えなくなります。
愛車を悲しい状態にするのは一瞬です。
取り戻すのは途方もない労力と時間とお金がかかります。
私は身をもって経験したので間違いではないと思います。
私が3回に分けて書いた記事のまとめです。
屋外洗車は日の当たる時間と温度帯を考えて早朝もしくは夕方に洗車する。
予洗いでしっかり砂埃等を洗い流す。
カーシャンプーや洗剤の力を使い滑らかに力を入れず洗う。
洗浄中ボディを乾かさない。
すすぎはパネルの継ぎ目を意識してしっかり流す。
拭き上げは乾きやすい天面と日の当たる方向から。
拭き上げクロスは部位で分ける。
力を入れずゴシゴシ拭かない。
以上の点を意識すればかなり綺麗に保つ事ができると思います。
綺麗に保てれば洗車も楽しくなりますし、愛車に対する気持ちも変わると思います。
私のストリーム君は新車購入ではないのでかなり塗装が傷んでおりました。
プロの手も借りて綺麗にはしましたが、その後の手入れは全て自身が行ってます。
ホンダの塗装は弱いと言われており、黒はカーディティーリング業界でも手入れや維持が難しいと有名らしいです。
しかも中古の黒をここまで維持出来てるので皆さんの車両はもっと綺麗になるかと思います。
ご参考になるか分かりませんが最後までお読み頂きありがとうございました。
番外編として私が普段洗車で使用してるアイテムや使い方等を書こうと思います。
そちらではより詳細なお話しをする予定です。
ご興味ありましたら是非ご覧下さい。
Posted at 2021/01/04 22:29:00 | |
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洗車、コーティング