
前回の続きです。
こちらでは具体的な行程や使用アイテムを書きますが、内容はあくまで私のやり方ですので全ての車や施工する方々に適用されるとは限りませんのでご了承下さい。
まず洗車スペースに入庫させたら最初にタイヤとホイールを洗浄します。
コイン洗車場の場合水の使用に限りがあるので私はたっぷり入る霧吹きをタイヤとホイールがずぶ濡れになるまで水をかけ砂汚れ等を洗い流します。泥や雪が付着の場合は最初から高圧洗浄機等で洗い流すのが良いと思います。
充分に洗い流したらタイヤとホイールに洗剤を多めに吹きかけます。洗剤の効果を充分に出す為です。
タイヤには小判型の豚毛ブラシで洗剤を軽く馴染ませたら少し放置します。
その間に柔らかいミニスポンジを使いホイールを洗います。
この時キュッキュッと音がしたら力を入れ過ぎです。優しく洗剤の力を使うイメージで洗います。
ホイールの奥まった所にはペットボトル洗いを使います。先端に柔らかいスポンジが付いてるのがベストです。
ここも優しくゴシゴシしないようにします。
洗い終わったら乾かない程度に水分を吹きかけて次のタイヤとホイールを洗浄します。
全てのタイヤとホイール洗浄終わったらボディ全体を予洗いします。
高圧洗浄機の場合は近すぎると塗装や細かいパーツにダメージ与える可能性あるので少し離します。
車体の上から下に流すイメージで特に隅やパネルの継ぎ目、タイヤハウスの中は念入りに。
この時先程洗浄したタイヤとホイールもしっかり流します。
次にシャンプー作りですが、13リットルのバケツを使用してます。
水7泡3の割合で作ると上手く洗えます。
柔らかいスポンジに充分に吸わせたらボディ左のルーフから時計回りに洗います。
左ルーフ→左サイドガラスやピラー→左ドアミラー→左フロントガラス→ボンネット→右フロントガラス→右ドアミラー→右ルーフ右サイドガラスとピラー→リヤガラス→リヤハッチ部。
ここで一度流します。完全に流すというよりは乾かないように水分を補給する感じです。
最初に洗った部分から車両全体を濡らします。
乾かさない事が何より大事です。
その後は右ドア→左ドア→給油口内部→フロントバンパー→リヤバンパー→両ドア下のサイドステップ→全ドア開けてサイドステップの下部とドアの下部のみ→フェンダーアーチ→タイヤハウス。
この間乾くようであれば再度ボディを濡らした方が良いです。
私の場合は最初の水分補給してフロントバンパー洗い終わったら再度乾かさないようにしてます。
全ての洗浄が終わったら予洗いと同じように上から下へ隅やパネル継ぎ目を意識して流します。
特にサイドミラーやドアハンドルは念入りに流します。ここが甘いと流しきれてない洗剤が出てきます。
ステップ内部や給油口は高圧洗浄機は無理なので私は加圧噴霧器で洗い流してます。
洗車キズの多くは拭き上げ前の洗浄で発生します。
物理的にスポンジ等で洗うのでキズ無しは不可能ですが、ちょっとした注意を払う事で驚く程抑える事が出来ます。
予洗いで砂埃をしっかり落とす。
極力力は入れず洗剤の効果と滑りを利用して滑らかに洗う。
同じ所は何度も洗わない。
スポンジはパネル枚にバケツ内で良く洗って常に綺麗な状態で使用する。
汚れやすい下部やリヤバンパーは最後に洗う。
ボディを拭き上げまで乾かさない。
これらを意識するとかなり変わります。
最初は面倒かもしれませんが仕上がりにきっと差が出ると思います。
次回は拭き上げ&仕上げ編を書きます。
予想より長くなってしまいましたが、よろしければご覧下さい。
Posted at 2021/01/03 18:40:17 | |
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洗車、コーティング