カタログの数値では燃費が良いかは判らない

国交省が「燃費のよい

乗用車ベスト10」発表。

全体のトップは40.8km/Lの

トヨタ「プリウス」

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国土交通省は3月29日、2016年末時点で販売されている乗用車の「燃費ベスト10」
を発表。最も燃費（JC08モード燃費値）のよい乗用車は、普通・小型自動車では
40.8km/Lのトヨタ自動車「プリウス」、軽自動車は37.0km/Lのスズキ「アルト」と
マツダ「キャロル」だった。


●普通・小型自動車のベスト10

普通・小型自動車のベスト10位はいずれもガソリンハイブリッドモデルとなり、
メーカーではトヨタ、日産自動車、本田技研工業、スズキがランキング入りした。


1位：トヨタ「プリウス」/40.8km/L
2位：日産「ノート」/37.2km/L
3位：トヨタ「アクア」/37.0km/L
4位：ホンダ「フィット」/36.4km/L
5位：ホンダ「グレイス」/34.4km/L
6位：ホンダ「シャトル」/34.0km/L
7位：トヨタ「カローラ アクシオ」/33.8km/L
7位：トヨタ「カローラ フィールダー」/33.8km/L
9位：スズキ「ソリオ」/32.0km/L
10位：ホンダ「アコード」/31.6km/L

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カタログ値の燃費の良さを並べても、それがと思う天邪鬼な方もいらっしゃるかも

そこで独断と偏見で別な視点で比較してみたいと思います。

個々の車の悪口ではありませんでので、苦情はスルーさせて頂きます。





今回発表されたカタログ燃費の車種について、オーナーが実燃費を登録している
e-燃費サイトから、実燃費とカタログ値達成率のデータを抽出してみました。


結果は50%から60%でリッターあたり20km前後が、ハイブリット車には多いことがわかります
カタログ燃費を充てにして購入する方は少ないとは思いますが、かなり・・・・ですね

１位のブリウスも米国のEPAラベル燃費では23km/L程度ですから、実燃費サイトのデータは
そこそこだと思えます。



ではカタログ燃費を達成する比率が高い、実燃費がカタログ値に近い車は



これを見ると、デイーゼルが達成率が高い、又輸入車も達成率が高いということが
よくわかります。

クリーンデイーゼルのマツダはないではないかとご心配の方もあるかと思いデータを見ると


マツダ アクセラスポーツ (ディーゼル) 80.80% 16.64km/L
マツダ CX-3 　　　　　　　　　　　　　　　75.86%　　　17.45km/L
マツダ アテンザセダン (ディーゼル) 74.62% 15.15km/L
マツダ CX-5 (ディーゼル) 　　　　　　　73.69% 13.34km/L
マツダ アテンザワゴン (ディーゼル) 72.58% 14.66km/L
マツダ デミオ (ディーゼル) 　　　　　　　72.23% 19.14km/L

達成率は７０%～80%に集中しています。


車を買う基準は勿論燃費だけではないですが、その燃費もカタログ値と実燃費

またカタログ達成率がこんなに違うということも知識としてあれば、過度な期待で

後でがっかりなどという事が減ると良いですねー