2021年12月13日
みんからではあまり事故のブログには遭遇しないのだが、
ふと思い立ったので昔の事故の経験を教訓を含めて記してみようと思う。
もう数十年も前の話なので、色々な意味で時効です。
その1
まだ、車の運転が初心者だったころなのだが、突き当りのT字路を右折しようとした時、直前で前の信号が黄色に変わった。何故か一瞬ブレーキから足を離したが、すぐに踏み直した。もう止まれないスピードだったので、右折したら、アンダーステアで右側の電柱に突っ込んでいった。普通なら曲がれるはずだったのに、ラジエター損傷で自走不能。降りてからアスファルト道路が砂でザラザラしているのに気が付いた。フルブレーキだったのにタイヤのスキッド音がしなかったのはこのせいか!
昔はダンプカーに砂を山のように積み込んで、ボロボロこぼしながら走っている車がよくいたのだが、本当によく滑るというのを実感した。エアバッグは作動しなかったが、後で胸にシートベルトの跡がくっきり。速度は10キロ程度だったが、衝撃はすごい。
教訓
その後、今は亡き日産の村山工場で開催されたドライビングスクールに参加。低ミュー路での走行を経験した。山の方にいったりして、車のいない、砂利道広場や雪面でのブレーキングやカウンタなど色々やってみた。しかし、そういう道は日本にはほとんどない。特に都会に住んでいる者はそんなところに行くには何時間もかかる。
それまではシートにゆったり座る派だったのだが、村山工場でシートをギリギリまで詰めて座るとブレーキの踏力がまるで違い、低ミュー路でも何とか止まれるというのを実感したので、シートの位置は今でも気を付けている。
その2
夜、前後とも車が全く走っていない直線の片側一車線の田舎道を巡行していた。信号もほとんどなく、あってもみんな青。やや市街地に入って、右側の塀の陰から軽自動車が飛び出してきた。自車の右フェンダに突っ込んできて、軽は半回転。自車の右前タイヤはシャコタン状態になっているが、走れそう。相手方は一時停止の標識だが、左右確認もせず標識を無視したようだ。幸い人身事故はなかった。事故調の後、戻るには遠いので、走れるだけ走ってみることにした。とりあえず目的地に着いて現地のディーラーに連絡。翌朝入庫して見積したが、70万くらいだと言う。ほとんど相手方の負担になるので、相手方の保険会社と話してもらうことに。こちらの保険会社には一報を入れたが、交渉は自分でやることにした。交渉は弁護士を入れなくても自分でやれる。100万以上掛かるような気がしたのだが、修理後やっぱり110万くらい掛ったらしい。
教訓
その後、R34でフルブレーキを試してみた。歩く程度の速度でフルブレーキをすると、後席の後ろのリアウィンドウ下に置いてあったティッシュボックスが運転席まで飛んできた。R34は相当強力なブレーキだと確認。富士スピードウェイのフリーランで180キロからフルブレーキした。とりあえず、並みのブレーキングだが、3週もすると右足が熱い。強力だが、普通のブレーキだ。
RCFはさらに強力なハズだが、コロナ騒ぎのせいでまだ富士は走っていない。さらにRCFには自動ブレーキが付いているが、試してみる勇気はない。
その3
高速道路の出口の数キロ先に一般道からの合流地点がある。その先は自動車専用道路である。出口のしばらく先なので流れは速い。その一般道からの合流は助走レーンが10数メートル程度しかないので、たいがい停止か徐走で合流する。一般道からは登りなので、本線は見えにくい。さらに本線はそこからゆるい登りなので、助走してからアクセルを吹かすことになる。
雨の日、一般道から合流する時にアクセルを吹かし気味にしたところ、お尻を振ってしまった。水がたまるほどの雨だったので、トルクですべってしまったらしい。このため、後輪の左側を縁石に強打してしまった。後輪がゆがんで自走不能である。幸い後車からは距離があったので、事故にはならなかったが、レッカーを待つ羽目になった。レッカーの運ちゃん曰く、ここでは良くあるんだよね~。
教訓
やっぱりTRCの無い車はコントロールが難しい。特に馬力のある車はそうである。高速側から合流地点に入るときは今でも右側レーンを走るようにしている。左側はいつだれが同じことをしててもおかしくない。
今のRCFはTRCもTVDも付いている。フルアクセルしても左右に微振動するが見事に調整しているようだ。しかも加速はもったりした感じではなく、精一杯加速しているのを感じる。しかし480馬力もあると雨の日にフル加速する気にはなれない。装備満載で重くなるが、自分の技量では、しかたない。
Posted at 2021/12/13 23:00:47 | |
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