
12月23日富士スピードウェイでLEXUS Fオーナーズミーティングが開催された。今回は今までにない晴天である。タイヤも替えたばかりの新品なので絶好の環境である。
今回はLCやIS500Fスポーツも参加可能になったが、Fシリーズ(IS F, GS F, RC F)以外はフリー走行は出来ない。
午前中はトークショウでLEXUSの元開発者から色々面白い話が聞けた。午後からはいよいよフリー走行である。タイヤの調子はすこぶる良い。ストレートでは思いっきり飛ばしたが、250km/hは超えている。何週か回った後、ストレートエンドでフルブレーキをしている時に、ふとバックミラーを見ると後ろの車が猛烈な勢いで迫ってくる。やばいと思ったので、フルブレーキを掛けながら、とっさにハンドルを右に少し切って回避したのだが、その直後にその車が左からランオフエリアに突っ込んで行った。止まれなかったようだ。回避しなかったら100km/h近い速度で追突されているところだが、さすがRC Fのハンドリングはすばらしい。電子制御が無かったら回避できてもスピンしていた可能性もある。
LEXUSの元開発者から聞いた話だが、世の中には、レーシングカーとスポーツカーとスポーティカー?があるようだ。レーシングカーは速く走るのが目的、スポーツカーとスポーティカーは走って楽しい車、スポーツカーとスポーティカーの違いはサーキットで何週走っても問題ないのがスポーツカーで、3週程度でやめておいた方がよいのがスポーティカーだと言う。具体的にはサーキットでフル走行するとエンジンオイルが遠心力で偏ってエンジンがオイル切れで痛むが、Fシリーズはポンプを工夫してオイル切れにならないようにしているなど数項目に渡る強化をしているそうだ。さらにFシリーズとLS400(セルシオ)はエンジンを始動して手作業で一台ごとにエンジンのバランス調整をしているので不要な振動が皆無なのだと言う。
日産GT-Rはレーシングカーなのだろう、速いがいつのまにかスピードが出ている。Fシリーズ(RC F)はスポーツカーだ、サーキットを何週走ってもタフだし、官能的て楽しい。Fスポーツはスポーティカーだ、昔乗っていたR34スカイライン25GT-Xで富士スピードウェイを走ったが、4週で右足あたりがブレーキの熱で熱くなってきた。
スピードリミッターについても聞いてみた。日本車は180km/hでリミッターが効くがFシリーズはサーキットモードで解除できる。欧州車は250km/hのリミッターが普通らしい。Fシリーズでもサーキットモードで270km/hにリミッターがあるが、アクセルを踏み続けているとじわじわと300km/hあたりまで伸びるそうだ。
Posted at 2024/12/28 00:19:06 | |
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