
みん友さんのあと押しも頂き^ ^
ついに念願の3Dプリンタを手に入れました。
3Dプリンタ自体は初めての購入でしたが、光造形が良かったのと、Amazonのタイムセールと割引チケットでお安く購入できる事から、photon M3にしました。
なんとなくM3と言うネーミングに惹かれたのもありますが。😃
セッティングの前に造形する3Dデータを作成します。
手始めにハセガワのランチアデルタのホイールを作りたいと思います。
金型の抜きの関係か実車のホイールと若干形状が違うので、そのあたりを再現したいと思います。
ハセガワのホイールを採寸します。
外径19mmで実車換算18インチ相当ですね。
シャフト径と長さを確認します。
実車の写真と見比べながらモデリングしていきます。
ハセガワのキットは丸穴が空いていないのでその辺りを再現しました。

※実車の写真はネットより引用させてもらいました。
あとはナットの塗り分けがいつも面倒なので別パーツ化します。
次にスライサーソフトを使い、サポートを付けます。
ある程度自動で設定してくれるので便利です。
今回積層ピッチの設定を最小の0.01mmとしました。
造形時間4時間弱と表示されていました。
積層ピッチを0.05mmにすると45分となっていたので、造形対象によって設定を変える感じでしょうか。
モデルは出来たのでプリンターをセッティングします。
簡易マニュアルをみながら本体を設置します。
付属のLCD保護フィルムを貼ります。
かなり空気が入りましたが、大丈夫なのだろうか?
次にペーパーを挟み0点設定を行います。
以上で5分も掛からずにセッティング完了です。
次はバットをセットしてホワイトの水洗いレジンを注ぎます。
レジンは割と粘度が高く、色味も相まってバリウムのようです。w
付属のUSBメモリーにスライスデータを入れて本体に読み込みます。
サンプルなんざは作らずぶっつけ本番です。
カバーを掛けていよいよ造形スタートです。
スライサーソフトでは4時間弱の造形時間となっていましたが、本体側では7時間26分の表示が、、
一晩掛けて造形します。
ちなみに作動音自体は静かなので、夜中動かしても家族からのクレームは有りません。
レジンの匂いも特に言われないので問題無さそうです。😁

動きを見ていると常に台座が上下に動きつつ、少しずつ引き上げていく様な感じです。
液晶には輪切りにした断面が表示されていて、一層づつ硬化させていきます。
翌朝確認すると、、、
ちゃんと台座に貼り付いています。
時間は掛かりましたが凄いです。感動ものでした。😊
スクレーパーを使って台座から外し水洗いします。
多少ベタ付く感じがあるので、ネイル用のUVライトを使って5分程度2次硬化させます。
積層痕は全く分かりません。
ペーパー掛けの必要性も無いです。
ただデータの作り方が悪かったのか、外径が真円になっていないです。
今回は1/24サイズでデータを作りましたが、1/1でデータを作り、出力時に1/24に縮小すると良いのかもしれません。
この辺りは試行錯誤ですね。
サポートはプラ用ニッパーでサクサクカット出来ます。
ナットは直径0.8mmですが、ちゃんと6角形になっています。もの凄い精度です。
100均のマイクロレンズで撮影しました。
ホイールとの合わせも無加工でピッタリハマりました。恐るべし3Dプリンター!!!
外径は19mmに対しほぼ寸法がでています。
キットのものと比べても遜色ないと思います。
ジャンクシャーシに合わせてみました。
ターマック用の足回りパーツも作りたくなります。^ ^
意外にも娘が興味深々で、フィギュアとかも作れるの?って聞かれましたが、誰がその3Dデータを作るんだい?と言っておきました。
どうやら3Dプリンタで何でも作れると思っていた模様😮💨
最後にレジンの扱いが面倒だったりしますが、本体価格35,000円で家庭用のプリンタとしてここまで精度が高いものを出力出来ることに時代の進化を感じました。
精度は十分なので造形時間短縮の方向で更なる進化を期待したいです。😊
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2022/06/21 12:09:19