
スバル繋がりという事で、前から作ってみたいなと思っていたレガシィの速度記録達成車を制作したいと思います。
以前のブログにも少し書きましたが、初代レガシィはとても思い出のあるモデルで、学生時代に親父から譲り受けて社会人になるまで乗っていました。
出身が静岡なので、夜な夜な十国峠や伊豆スカイライン、箱根辺りを走ってましたね。
当時新車のレガシィがうちにやってきたのが中学生の時で、学校から帰ってきたら家の前に止めてあってすごく興奮したのを覚えています。^ ^
その前の家の車は日産50周年記念車のローレルでした。
加速性能から安定性まで何から何まで違う異次元の走りに、親父の隣に乗りながらも感動しましたね。ローレルからの10年で車の進化をものすごく感じました。
この速度記念車はアオシマから1/32スケールでプラモ化されていました。
今は楽プラが1/32スケールですが、当時はほぼ見かけなかったサイズだと思います。
と前置きはこの辺りにして、ハセガワのレガシィの乗用車とラリー仕様をベースにあれこれいじりながら作っていきたいと思います。♪
現在動体保存されている車両を参考にしました。当時の車両とはディテールが少し異なっているようです。実車画像はYoutubeより引用させてもらいました。
フロント周りが主に空力を考慮された変更が入っています。
まずはこの独特なホイールカバーを再現します。

ナット穴とカバーを止めるビス座とエアバルブ用の穴が開いています。
ざっとホイールを採寸してCADを使ってデータを起こします。
サイズが決まったら印刷して0.3mmのプラ板に両面テープで貼り付けて、穴はドリルで開けて外周はハサミで少しづつ切ります。
真円にカットするのは難しいですね。3Dプリンターが欲しいけど買ったらドロ沼にハマりそうなので我慢しておきます。^ ^
幾つか作り直しましたがこんな感じにできました。
続いてフロント周りがの加工に入ります。
実車のバンパーはグリルの縦リブがないのと、フォグ部分が穴あけ加工されています。
さらに空気抵抗を減らす為かモールドが削除されツルツルになっています。
グリルも埋められていて下端が一部凹んでいる形状になっています。
加工前形状です。

リブをカットし開口します。
グリルの裏を塞ぎ0.5mmのプラ板をカットし凹み部分を作ります。
グリル上側は埋めるのでプラ板を重ねて接着します。
はみ出しているリブをカットして、溶きパテでバンパーのモールも合わせて埋めます。
乾燥させてガリガリ削ります。
リップスポイラーもそれっぽく削って形状を整えます。
ワイパーは一本のようなので、ほかの2箇所は伸ばしランナーで塞ぎます。
リアのアンダースポイラーはついていないようなので、エッチングソーでカットしました。
加工前

加工後
マフラーはラリー仕様のものを使いますが、飛び出し過ぎているのでカットします。
実車
加工前
加工後
これで大体加工が終わったので、サイドスカートを接着してサフを吹きます。
ホワイトサフで吹きたい所ですが、サイドスカートとリアスポがグレーなので均一化の為にグレーサフで吹きます。
一部スジが埋まりきっていなかったり、ガタガタなので手直しをします。
グレーのサフは粗さが目立って分かりやすいです。
次はデカールの制作に入ります。
色々スポンサーロゴが入っていますが、さほど難しくはなさそうなのが救いです。^ ^
版下の製作です。
スポンサーロゴは大抵seeklogoなどのサイトでepsデータを入手出来るのですが、今回JIOTTOとEVAのロゴが無かったのでその二つは自作しました。
JIOTTOを少し調べてみたのですが、ワコールが男性用ブランドとして立ち上げたようです。ワコールのトムスが有名ですが、ジオットキャスピタと言った超バブリーマシンも有りました。スバルと繋がっていたのですね。
今となってはとても実現出来ない夢のような時代があったんですね。
ちなみにスポンサーのEVAはどのような会社なのかわかりませんでした。^ ^
ざっと採寸してイラレでデータ化します。
大概の色はインクリボンがあるのですが、ピンクは以前中古ショップで購入したワープロ用の蛍光ピンクを使ってみました。
色味も近いし使えそうです。十数年前のリボンですが今でも使えるってスゴイですね。
印刷して両面テープで貼りサイズ感の確認をします。
フロント周りはシェルとミシュランが少し大き目でした。
リアはスポイラーのSTIが若干大き目
サイドはゼッケン大きすぎでスポンサーロゴが小さ目でした。
サイドリア側はWorld〜が大きすぎでシェルも若干大きい感じです。
修正しましたが今度はスポンサーロゴ大きすぎたかな?
なかなかバランス取るのが難しいです。^ ^
実車の写真と見比べたら黄色/グレー/青のラインの形状が違ってました。気がついて良かった。
次回はボディとデカールを修正しつつ、内装の加工に取り掛かりたいと思います。
内装は一筋縄ではいかない予感。。。