
先日のナンバープレート位置DIYで、昨年末に友人とここのブログでライトを付け替えた昔話をしたことを思い出しました。
車をいじったという他愛無い話ですが、その当時を思い出すと楽しかったなーという気持ちになりました。
しかし、今の車はなかなかいじれません。
その理由として、
①満足はしないまでもそれなりの物が標準で付いている。
②ハイテク化し、知識なしにはいじれないパーツが多い。
③サービス業が発展し、有料とはいえ安価で何でもやってくれるところがある。
④曖昧だった法的規制が厳しくなり自由度が無くなった。
などがあると思います。
昔は何も標準では付いていませんでした。今や標準のエアコンやステレオも!
当然音楽は当時も有りましたから(笑い)、自分の聞きたい曲を聴くためには後付けする必要があります。(かろうじてカセットテープ時代でしたが)
どれをつけようか選んだり、簡単な配線でつけられましたから楽しみながら自分で行っていました。
(当時の名残で配線をつなぐだけのポータブルナビ、ETC・レーダー取り付けなどはつい最近までやっていました。)
同じ車に乗っていても個人のカスタムカーになり、又他の車の良い物は取り入れたりしていました。
結果、自分のお気に入りの車に少しずつなって行きました。
現在でも友人が乗っているロードスターはカスタムパーツ等が多く、
こだわりを持って「人と違う」を楽しんでいるようでうらやましい限りです。
しかし、今は気に入らない物でもほぼ標準でついてきます。よほどこだわりが無いとつけ替える事は無いと思います。ましてやハイテク化され簡単には交換できないようになっています。(C4のオーディも典型で車載コンピューターと一体化しているため交換した場合は機能の一部が使えないなどのデメリットさえ出てきます。)
最近個性の無い車が増えて・・・・よく聞きます。その中でシトロエンは個性のあるほうの車だと思います。
しかし、そのこだわりを持った方々でも購入時のまま乗っていられる方が多いと思います。メンテナンスもしっかりやられていると思いますが、お店任せでご自分ではボンネットを開けたことがない方もいられるとか。
それが普通の状況になっている様に思われます。
ましてや年間何十万台も売れる車を選ぶような方々がそんなこだわりを持つとは思われません。
「道具としてコストパフォーマンスに優れ故障も無く動いてくれる移動手段としての車が良い」とよりはっきりしていると思います。そしてその道具は他に代わりがあれば「車」である必要は無いとなっていくと思います。
近未来の映画で過去の遺物となった過去(現代や少し前)の名車(大抵大排気量のモンスターマシン)を見つけヒーローが運転するシーンを数々見たような気がしますが、現実ガソリンも高騰しやがては無くなる運命。現在の(ガソリン)車は、電気モーター車やその他に代わっていくことも間違いないと思います。
自分が運転できるのはあと何年か分かりませんが、車を運転することの楽しさと所有の喜びを持ち続けたいと思います。
みなさん ボンネットを開けたのはどのくらい前ですか?
※ 今回のコメント、現在も自分たちの時代以上にこだわりや愛着を持たれたカーラ
イフをエンジョイしている方々も多くいらっしゃること存じております。年寄り
の戯言とご容赦下さい。
Posted at 2008/01/23 20:50:17 | |
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