電動望遠ズームレンズを追加購入してしまいました。
有益な買い物か?
宝の持ち腐れの無駄遣いか?
結果の判明は先送りで、今のところ、本人だけは喜んでいじっています。
(もっとも、下記経緯のため喜びは顔に出せません。)
LUMIX DMC-GF3
LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./ POWER O.I.S. H-PS14042
LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm/F4.0-5.6 ASPH./ POWER O.I.S. H-PS45175
販売設定の無い 「GF3 電動ダブルズームレンズキット」の完成です。
(GX1の方では、同じ仕様で購入すると5,000円キャッシュバックが期間限定で実施されるようです。)
小型・軽量ボディ(264g)に、
沈胴式レンズ機構の薄型電動標準ズームレンズ(95g 26.8mm)
&
インナーズームを採用し望遠時も鏡筒が伸びない軽量電動望遠ズームレンズ(210g 90.0mm)
の組み合わせとなり、携帯性を重視する自分にとっては最強の布陣。
さすがに沈胴式の標準レンズと比べると大きいですが、他のレンズと比較すると異常なくらいコンパクトです。多分GF3で一番売れていると思われるダブルレンズキット付属の14-42㎜の標準スームでさえ63.6㎜あります。 +25㎜で何倍も世界が広がるのですから・・・
更に、このレンズ最大の魅力はインナーズーム方式で鏡筒が伸びないことです。
同じマイクロフォーサーズ規格であるオリンパスの望遠レンズは装着時のサイズこそ83mmと若干短いですが望遠側で鏡筒が異常に伸びるため使用する気にはなれません。
パナソニック製でも他の望遠は伸ばす前から大きいですし、更に望遠側でそれなりに伸びますのでやはり不格好になります。その上重いです。
ファインダーの無い小さいボディーには軽く小さなレンズが最適です。似合う唯一の望遠レンズではないでしょうか。
35mm換算で 28mm~350mmをカバーし画質はコンデジ以上
標準ズーム時はポケットにも入れられ重さはたったの359g
望遠ズーム時はさすがにポケットは無理でも、重量は474g
全システムでも 569g と、持ち歩いてもあまり負担はない。
現在 価格.comで一番人気となっているCANON EOS Kiss X5 ダブルズームキットのボディ単体重量570gとほぼ同じ。カメラはレンズが無いと写らないので、セットの29-88mmと88-400mmをカバーする2本のレンズは200+390=590gの重量があり全体では1kgを超えます。
でも、これが一眼の標準なんですよね。
この重さ・大きさがネックとなって薦められても踏み込めなかったのですが・・・
ミラーレス! 本当に良い時代になったものです。
(もちろん画質等の違いは重さ以上にあることは理解してますし、値段もEOSの方が安いのですが・・・)
今更の言い訳にもなりますが、望遠レンズ購入は自分に技量があり、眼が良かったら先に延ばすことが出来たかもしれません。
望遠については、auto110のオールドレンズでカバーしていましたが、眼が悪いのに眼鏡もせず、
ファインダーの無いGF3のモニター画面でマニュアルでピントを合わせるのは至難の業でした。
しかも手振れ補正なしの140mm固定レンズ。
純粋なカメラ好き・撮影好きでは無く、ただのコンデジ上がり!
一眼マニアからは邪道といわれるような高倍率、電動ズーム・オートフォーカス・強力な手振れ補正は必要であり大歓迎です。
何しろ写真を撮りに行っているのではなく、出掛けた場所で撮る記念・記録写真ですからスピーディーに取れなければ・・・
という事で、「資産」を増やしました。
資産といえば、気がついたことがあります。
(これが自分独自の値下り理論の根底で、少々薄っぺらで、だれでも気づいていそうな内容ですが・・・)
パナソニックの場合ですが、カメラ本体 またはレンズキットの場合はオープン価格、
レンズ単体の場合は希望小売価格 設定となっています。
「オープン価格」という言葉を調べてみますと、「家電製品の二重価格問題などがあり公正取引委員会によって値引き基準が設けられ、値崩れの激しい製品等は希望小売価格表示が出来なくなりオープン価格という形になっている」とありました。
確かに、自分のGFシリーズも短期間で新製品がでていますのでカメラ本体も値崩れの激しい製品に該当するんでしょうね。
口コミではパナ製カメラの値崩れの速さに嘆き節や恨み節が飛び交っています。(特にGX1で)
幸いにも、自分のGF3Xも順調(?)に下がっておりましたが、品薄からか反転し現在高値に戻しており、購入価までは一度も達していません。夏前に後継機が出るらしいので、もしかしたらこのままフェードアウトし嘆き節を歌わなくて済むかもしれません。
(新製品のほうが安いということは有るでしょうが・・・)
一方、レンズの方は本体を変えても使い回しができる優良物権(?)ということか、
パナレンズは価格.com最安値が希望小売価格(税込)の60~63%程度で全て落ち着いています。
(平均販売価格とすると70%とか75%とかになり価格表示が出来る基準内に収まっているのでしょう。)
マイクロフォーサーズレンズはまだ3年ほどしかたっていませんので長期的にはわかりませんが、
発売開始後数ヶ月の最新望遠レンズも先々週辺りから目安の60%強に迫ってきたので、
その後は大きく変わらないだろうと推測し、実際に交渉に入ることにしました。
(その後更なる値下げがなければ待つ意味は無く、早く長く使った方がメリットは大きいので)
本体購入時の印象が強く残っており二匹目のドジョウを期待して購入先を訪問してみると、
前回と異なり表示価格は一般的でちょっと落胆。
しかし、値段を尋ねると「値引き可能品ですよ! 比較されてる価格とかありますか?」の言葉があり、ネット最安値の33,300円位を引き合いに出すと、「すいません。34,200円が限度です。」 と初交渉で目標の60%台達成の回答が!
交渉初日での好感触、即決する気はあまりなかったが調子に乗って前回の担当者さんに駄目元交渉!
結果、「個人的対応です。公には・・・」とのお約束で、『野口さん1枚プラス端数切り』を提示頂き、
「1ヶ所のみの交渉で即決していいのかな?」「理論が間違っていてもっと値下りするかも?」とか
若干の戸惑いを更に湧き上がった物欲で振り払い購入にいたりました。
(お約束なので金額は曖昧な表現とさせて頂きました。金額が気になる方は58.7%という数字から逆算・・・ 同じか?)
さて、購入したは良いが、最後の難関が待っています。
(初めのほうで書いた経緯です。)
自分の小遣いからの出費ですから小言を言われる筋合いは無いのですが、
(ブログでは強気!)
いそいそと持ち帰っていじっていると、
「お父さんは良いよね! 好きなもの勝手に買って!? 」
「お母さんは一円を節約しようと毎日苦労して買い物してるのにね! ね~ モモ!」
と言われるのが目に見えています。
そこで、口コミに書かれている手を使いました。 参考内容は、
「最近カラフルなカメラも増えているが、購入するカメラは決まって黒。
理由は、同じようなカメラだと奥さんが違いに気が付かず、買い換えても 小言を言われない。
結果、GF1 GF2 GX1になったが一度もばれていない。」
とのことでした。 この手を使っている人は結構居るようです。
(GF3だったら丸みを帯びているのでばれたかもしれませんね)
そこで、購入したレンズをこっそり持ち込み箱から出して普段auto110レンズを入れているボックスにレンズのみ入れ替えて、カメラ本体と一緒に居間に持ち出してみた。
(もちろん両者とも黒一色。箱はそれっきりなのでせめてもとトップ写真に採用です。)
内心ドキドキしながら、レンズ交換など繰り返してみました。反応は一切ありません。
「キレてない!」 じゃなく、
「ばれてない!」
自分が見るとこのように形も大きさもぜんぜん違うので
「本当に気が付かないの?」
と思いますが、興味のない人には解らないようです。
皆さん この手は使えますよ!!
mm414さん、ロードスターから86はさすがにばれると思いますが、その次BRZに変えても同じ色ならばれないと思いますよ!
カメラの方はもう何台増えても分からないでしょが・・・・・
追伸
後日 購入先からメール便が届いた。
内容は、「デジタル一眼カメラ」と「店舗サービス」に関するアンケート依頼だった。
回答すると、1,000円分のキャッシュバックが有る様なのでもちろん協力した。
カメラの設問は数多く細かい点まで確認しているし要望や欲しい機能など多彩な内容なのでとても量販店レベルが必要とする内容ではないと思われる。
何処のメーカーとタイアップしているのだろうか?
今回のミラーレス一眼購入、ここまでは運がついているようだ!
昨年、自宅近くで撮影中の香取 慎吾を見たせいだろうか? 「運!」
LOTO6 買ってみようかな?
あ~ぁ! 疲れた!
最後に御礼の言葉を! 「最後までお付き合い頂きましてありがとうございました。」