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豆柴もものブログ一覧

2014年01月18日 イイね!

日差精度

日差精度オメガのクロノグラフ時計は、クロノメーター認定を受けていません。

全てではないのかもしれませんが、
スピードマスター プロフェッショナル 3570.50
は受けていません。


クロノメーターとは、COSCが行う15日間におよぶ様々な方向や温度下での公式精度認定テストに合格して初めて得られる称号です。 (COSC:スイスクロノメーター検定協会)

クロノメーター称号を得るための機械式ムーブメントの日差基準は、平均誤差-4~+6秒となっています。
一日=86,400秒の0.01%が8.64秒ですから、99.99%以上の精度を保証しなければなりません。
実現不可能ではありませんが、着用習慣に左右されたり保管方法や温度にまで左右される機械式ムーブメントで販売する全てでこの最高精度を常時維持することは難しいでしょうね!

勿論、機械生産物であるので個体差があり、いわゆる “ 当たり ” “ はずれ ” が存在することは知っています。
同じ新品購入品でも1~2秒/日の個体に当たる方、かたや20秒以上、中には1分以上の日差が出てしまう方も居られるようです。
ちなみにオーバーホールの目安は5年、日差が1分を越えた場合も一つの目安になるようです。

オメガは、「機械式ウォッチは着用習慣によって左右されるため異なる場合もあるが、クロノメーター認定のないウォッチの大半は日差-1~+11秒の平均誤差であり、資格を持つオメガの時計製造技術者は、ウォッチの精度をオメガの許容範囲内に調節することができます。」と謳っています。

購入したら、まずは自分の時計がどの程度の精度を持つのか把握し、基準より大きく外れているようであれば保証期間内に調整してもらう必要があります。

着用習慣によって左右される機械式時計のため、通常は特定の一日で判断するのではなく、一週間であれば7で、一ヶ月なら31(or 30)で累計差を割って平均日差を算出します。
自分だけでなく多くの方が同じだと思いますが、自分の時計は“当たり”だと期待して行うのですがなかなか“当たり”は出ないようで、そのうちに“はずれ”でなくて良かったと思うように変わっていくのが一般的のようです。

また、車と同様“慣らし”が必要で機械の本調子が出るのは使い出して数週間後とか数ヵ月後という話もありますので購入当時が良いのかの問題もあります。

ということで自分も計ってみることにしました。
まずは一週間後の差異を計って日差を算出するだけでよかったのですが、拘る事にはキッチリ対処する性格、2か月分の入力用紙を作成し日別、週別、月別、2ヶ月累計の差異が算出できるようにし計測継続中です。

初めの一週間分を見てみると、
1日目  + 12 秒
2日目  + 4 秒
3日目  + 5 秒
4日目  + 9 秒
5日目  + 6 秒
6日目  + 4 秒
7日目  + 0 秒
1週間  + 40 秒   平均日差 5.714 秒

という結果になり、12秒と範囲外に出た大きな日差の日もありましたが、週間平均では5.714秒/日とオメガの基準内どころかクロノメーター基準もギリギリですがクリア―しました。

ちなみに 8日目は +2秒 でした。良い所取りして2~8日目の一週間では +30秒、4.286秒/日と立派に認定されそうです。

上記は見間違いでした。 実際は、
8日目も +0秒 でした。良い所取りして2~8日目の一週間では +28秒、4.000秒/日と立派に認定されそうです。 
あっ、もっと鼻が伸び出した・・・・



もしかして、 “ 当たり ”?

嬉しさをかみ殺して記録を続けています。2ヶ月後の結果が出た時に変わっていなければ喜びの報告を! 悪かったらスルーしますので触れないようにお願いします。(笑)

毎日同じ時間に巻いていますが、使用状況は日々異なっています。
「手巻き時計は“毎日同じ時間に”“限度まで巻く”ことが安定させるコツだ」とよく聞きますが間違いないようです。
現在は時間の余裕のある21時に記録と巻き増しをしています。たとえば日差+4秒の場合は12時間後は+1秒、その後の12時間で+3秒と前半の方が安定しています。
いずれ記録をとらなくなりますので、その時は朝巻くようにすれば酒も飲まない自分の活動時間内は十分安定した時の刻みをしてくれそうです。


妻には「暇だね!?」と呆れられましたが、
折角なので一日だけですが手持ちの機械式時計の日差も測ってみました。

標準時計としてSEIKOのソーラー電波時計 BRIGHTZ RADIO CONTROL SAGZ025 の電波受信を確認して使用、基準時計の24時間経過後、対象時計の表示時間を計測して日差算出。

実際は全ての時計が+側に進んでいたので、対象時計が24時間経過と同時にクロノグラフをスタート、標準時計が24時間経過時にストップし、差を24時間にプラス。
一分後に再計測、差が出た場合は平均値と考えたが、差がでたものは無かった。
対象時計は全て使用せず、平置き24時間放置。



SEIKO Mechanical SARB049

ムーブメント:  自動巻き Cal.6R15
公 表 精 度 : 日差 -15秒 ~ +25秒
[日差実測] +11秒  表示時間 20:43:11 ( SAGZ025 20:43:00 )

機械式ムーブメントの愛好者から評価が高い国産ムーブメント。下記SARB033と同じムーブメントですが個体差か? 日常使用時でもこちらの方が精確です。
ちなみにセイコーの最上位ムーブメントはグランドセイコーに使われている9S系で公表(静的)精度は平均日差で -3秒 ~ +5秒 とのことです。



SEIKO Mechanical SARB033

ムーブメント:  自動巻き Cal.6R15
公 表 精 度 : 日差 -15秒 ~ +25秒
[日差実測] +15秒  表示時間 20:46:15 ( SAGZ025 20:46:00 )

日常使用時の感触はもう少し日差が少なく、 SARB049で+7秒、SARB033が+10秒 位の認識でしたが・・・・



ロレ バチモノ

ムーブメント: 自動巻き 購入時の説明ではバチでも ETAが入っているとか・・・
公 表 精 度 : 日差 不明
[日差実測] +35秒  表示時間 20:48:35 ( SAGZ025 20:48:00 )

14年ほど前に購入、バチモノゆえにメンテナンス無しでこの制度を維持!?
もしかして本当にETAムーブメントが・・・・
ただ風防内に曇りが出てきているので、内部は錆だらけだったりして・・・・



JUNGHANS Max Bill by Junghans Handwind 027 3701 00

ムーブメント:  手巻 J805.1(ETA2801-2ベース)
精度 : 日差 - 5秒 ~ +15秒
[日差実測] + 1秒  表示時間 20:51:01 ( SAGZ025 20:51:00 )

日常使用時の実感通り、ほとんど日差が出ない優秀な精度でした。



B-BARREL BBX009 レトログラード

ムーブメント: 自動巻レトログラードムーブメント 
公表精度 : 日差 不明
[日差実測] +12秒  表示時間 20:56:12 ( SAGZ025 20:56:00 )

12時位置のインダイヤルがデュアルタイム表示
下段の右側が 0~30秒を、左側が30~60秒までを表示し、右側針が右の0秒位置から左の30秒位置に向かって動き、30秒位置に着くと針は0秒位置にジャンプ、同時に左側針が30秒位置から60秒位置の左に向かって動き出す、60秒位置に着くと針は30秒位置にジャンプ、同時に右側針がまた動き出すレトログラード。こちらも10年近くたっているのでしょうか? 久し振りに動かしましたが精度にはびっくりです。
レトログラードの動きだけを楽しんで時計としての実使用は無し!



こちらは“おまけ”と言うか“参考情報”です。秒針が無く計測不可能なので・・・・

ROBERTA SCARPA  RS6015-BK CRAZY TIME

ムーブメント: 自動巻 複雑式ジャンピングアワー機能
公表精度 : 日差 ±60~90秒
[日差実測] 目視上0分  表示時間 21:00:00 ( SAGZ025 21:00:00 )

フランクミューラー クレイジーアワー と同じ複雑式ジャンピングアワー機能を持つ。
一般的にはバチモノになるのかもしれませんが、アルマーニやベルサーチのプロデュースも手掛けたイタリア人気デザイナー ロベルタスカルパ ブランドの時計で、時針が1時間毎に150度ずつ進み12時間で5回転してもとの位置に戻ってきます。短針はジャンプして時間を表示するので1時間中動かず数字を指しています。アナログではなくデジタルで表示しているわけです。分針はふつうに1時間に1回転します。
本物のクレイジーアワーだと100万円以上ですが、3%位の価格でジャンピングアワーが楽しめました。クレイジーアワーを知らない人が多いので始めて見る人はびっくりします。
こちらも7~8年たっていますが、正常に機能し、目視ですが分単位では誤差が出ていない精度をノンメンテナンスで維持しています。


最後は、スピードマスター プロフェッショナルのプチ情報です。

先のブログで、
 1966年 NASAに採用され「スピードマスター・プロフェッショナル」と改名
 1969年 アポロ11号 月面初着陸
とお知らせ致しました。

NASAの採用には遅れましたが月面着陸の偉業達成前に「スピードマスター・プロフェッショナル」を標準装備品に採用した組織が日本にありました。

宇宙からの侵略者と戦う世界的防衛組織の地球防衛軍TDF内の精鋭チーム「ウルトラ警備隊」です。
1967年放送開始の「ウルトラセブン」で活躍したウルトラ警備隊の備品「SPACE WATCH」が「スピードマスター・プロフェッショナル」でした。
キリヤマ隊長(第9話)をはじめ、アマギ隊員(第6話)、フルハシ隊員(第47話)も、もちろんモロボシ・ダン (第17話、第47話)も着用していました。
さすがにアンヌ隊員はしていませんでしたが・・・・・

ちなみにウルトラ警備隊は6名です。自分たちに協力する真紅の宇宙人のことを、ウルトラ警備隊7人目の隊員という意味を込めて「ウルトラセブン」と命名したという設定って知ってました?
一般的にはこちらの情報の方がトレビアかな・・・・・・

「へぇ」
Posted at 2014/01/18 18:20:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | 時計 | クルマ

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