毎度、週末の無線ネタです。
放射器にモービル・ホイップを利用したマイクロバートアンテナが出来ないかと、いろいろ試していますが、途中経過です。
放射器として利用するのはダイヤモンドのHF40FXW。
給電とラジアルを兼ねる同軸(マイクロバートでは下部エレメント)は40mバンド用で8.3m長。
放射器部分からは少なくとも1m以上はラジアルを引く方が良いとのことで、1.4m長の塩ビ管(金属ポールはNG)を使用しました。HF40FXWが約1.4mなので合わせて2.8m長くらいになります。
塩ビ管の先端につけた基台部にナイロンロープをつけて支えます。
nanoVNAでSWRの底を探しますが、これが結構大変。
HF40FXWのエレメントは手でロックナット緩めて出し入れ簡単ですが、ベランダ壁側に引き寄せると共振周波数が500~600KHzくらい下がるし、HF40FXWのエレメントで合わせても、ラジアルとなる同軸の引き回しで変化する...
あーでもないこーでもないと散々いじって、無線機側となるコモンモードフィルターとの接続(これが給電点になるのかな?)部分のベランダ床面からの高さで大きく周波数が変わることを発見。70cmくらいに持ち上げたところで7.07MHzとなるように合わせました。
また、SWRが2前後でいまひとつ不安定だったので、アース用網線1mを給電部に追加したところ1.5前後に落ち着きました。
試しにこれをベランダ手摺りにアースすると、SWR∞となってしまうので、垂らしたままとしました。
早速FT8で試してみます。NICTでのコンディションはこんな感じ。(夜明け前から何やってんだか...☺)
PSK Reporterではこんな感じでした。
それなりに飛んでるようですが、交信はならず(笑)。
朝飯食って、SSBでも出てみました。浜松の局長さんとは20WでRSは59レポート。「短いアンテナで良くやってますね」とお褒めの言葉(と受け取っておこう)。
神戸市消防局のアマ無線クラブとは50WでRS59だがQSBありますねとのこと。ベランダ見ると、風が強くなってきてて、かなり揺れてる😰ので、これにて撤収。
ベランダ手摺り部から突き出しで使うHR7(約2.1m)と比較して、殆ど差は無いようだが、FT8のSNRを見ていると、受け飛びともに「モビホ」バートが良い感じはするのだが...それって
建物から離れれば良いという結論になるのかな???
同軸もコネクタももう少しあるので、17m・15m用も作ってみることにします。
HR21を使っての15mSSBでは、唯一CQが聞こえた沖縄の局長さんとQSO出来ました。
本日も交信いただきました各局ありがとうございました。
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アマチュア無線 | 日記
Posted at
2022/03/06 00:09:47