台風15号は消え去りましたが、当初考えていたよりも大雨となり、静岡県でも中部・西部・伊豆で被害が出ました。
被災された皆様には、お見舞い申し上げるとともに、早期復旧をお祈り申し上げます。
さて、台風一過となって、昨日夕方から天気は好転。
特段の用事もないので(笑)、カーボン釣り竿アンテナに細工をして試してみました。
まずは、素の状態での特性確認です。大まかにはnanoVNAの小さい画面で見ていましたが、今回はノートPCでNanoVNASaverで再確認しました。
6MHzから54MHzでスイープ。
SWRの底が15MHz、45MHzあたりにあり、小さな底が10MHz、28MHzあたりにありました。これをアンテナチューナーで同調取っているわけですが、7MHz帯にはキビシイのかな?と思ってました。(チューニングに時間がかかってたこともあります)
そこで、カーボン釣り竿先端に、アンテナエレメントとしてステンレスワイヤー(0.8㎜)約7mを追加して実験してみました。
ステンレスワイヤーといっても、手芸用のビーズをつなぐヤツで、柔軟性があり被覆があります。
これを釣り竿の2段目(一番先端は細すぎて折れそうなので...😅)にクルクル巻いてテープ止め。ワイヤー末端は逆V字でベランダ側へ引き下ろし、小型ガイシをかまして手摺りに固定しました。
これでスイープ(範囲は7~54MHz)すると...
SWRの底は、9MHz、18MHz、28MHzになりました。7MHzにはもっと長さがいるようですが、チューナーで何とかなりそうです😅
ということで、各バンドで試してみました。
昨夕は40mSSBでJN1局とQSO、59+20dBのレポートでOK。
17・15mFT8ではEU及び南米各局と、12mではクレタ島とQSO出来ました。
外出するので、一旦収容してみたところ、ワイヤー引っ張った負荷の影響か、釣り竿3段目が曲がっていることを発見。このまま使うと折れてしまうので、ワイヤー接続の効果は確認しつつも、ワイヤーは取り外して釣り竿単独でハイバンド専用とすることにしました...😅
(魚を釣るよりも負荷は小さいと思うのですが😅そこは中華製ですかね...)
GetしたNewエンティティはトンガ。ちょっとしたパイルでしたが、粘りました😅 もう一つ、クック諸島は残念ながら逃しました...
ワイヤー延長時には、いままで入感したことのないリベリアやベネズエラ等がそこそこの強さで入っていて、コンディションもさることながら、これなら・・・と期待を持ったのですが、また別の手を考えます(笑)
交信いただいた各局、ありがとうございました。
Posted at 2022/09/25 16:34:04 | |
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アマチュア無線 | 日記