秋のコンディションも酣(たけなわ ってこう書くんだ😅)、太陽活動も良好なようで、ハイバンド好調ですね😁
そんな中ですが、先日から使っているカーボン釣り竿アンテナの最適化(?)をしてみようと、駆け出しのアマチュア無線技士として実験してました(笑)
・・・たぶん、突っ込みどころ満載の内容なので、あまり追求はしないでね😅→【追記をご参照】
ウチのカーボン釣り竿アンテナ、どちらかと言えばハイバンド用で、40mバンドはいまいちかな?の状態でした。
どうすれば良いかなーとネットを彷徨ってましたら、見つけましたのはこちらのページ
「皆空の中で...」 MMANAとSmith V3.10での計算の解説ページでした。
ざっくり読んで😅、MMANAとSmith(V4.10)をダウンロード。
まずはMMANAで、釣り竿を単純にバーチカルとしてシミュレートしてみます。(6.8m長、リアルグラウンド、端給電、周波数は7.1MHz)
出てきたインピーダンスをSmith V4.1に入れてみると、整合するためのLとCの値が計算されます。
で、注目したのはCの値。約860pFと出ました。
同HPでの別記事によると、”同軸ケーブルの静電容量は5D2V、3D2Vなどは1mあたり100pF”であり、同軸ケーブルを利用してマッチング用のコンデンサとして利用する、とのことでした。
つまり、約8.6mの3D2Vケーブルでマッチング用のコンデンサとなる、と。
そう、これって、40mバンドでのMVアンテナの下部エレメント長とほぼ同じ。
と、いうことは、モビホMVで少し短くしたとはいえ、カーボン釣り竿アンテナにもMVアンテナの下部エレメント(給電線+カウンターポイズ)使えば良いんじゃね?と安直に考えました(笑)
何でもやってみるのがアマチュア無線(笑)
早速、カーボン釣り竿アンテナにMVアンテナ下部エレメントを接続して、nanoVNAで測定。インピーダンス表示にして、7.1MHzでの R - j Ω 表示で読み取ると...88.9+1.542j Ωと出ました。
これをSmith V4.1dに入力し、整合回路の計算をすると、直列挿入コイルは657.5nH(←μHではない)、コンデンサは78.1pFとなりました。
コイルの計算は
ゲルマラジオの試作工房さんで、ソレノイドコイルのところで計算しました。
が、実は、最初に計算した際には、入力数値が間違っており、1.6μHのコイルを設計してしまい、コイル径30mm(塩ビ管)に6回巻きとして作成してしまいました。できあがったコイルをnanoVNAで計測すると1.0μH。コイルも給電線も、たぶんいけるということで、このまま採用してみました。
コイルからはワニ口クリップで仮配線(笑)
カーボン釣り竿アンテナを突き出して、やってみます(笑)
夜陰に乗じて早朝の40mFT8ではギリシャとつながりました。
日中の国内FT8(20W運用)ではこんな感じ。
夕方は、40mSSBでJAGコンテスト参加局と双方59でQSO。
以前よりもチューナー動作が(気持ち)速いです。
ちょっと無理矢理なんでしょうが😅、そのまま40~10mで動作は問題無し。
開けてた15mでもこんな感じ。
午後の15mFT8は好調すぎて😅なかなかQSO成立しなかったですが、マルチバンドなアンテナとして使ってみようと思います😁。
【10/16追記】
その後を検証しようとnanoVNAで測定してましたが、どうにも上手く測定できません😰この記事はアテにならないと判断しますので、真似はなさらないようにお願い申し上げます🙇
なお、カーボン釣り竿アンテナ自体は動作してます。QSOいただいた各局ありがとうございました。
Posted at 2022/10/15 22:20:33 | |
トラックバック(0) |
アマチュア無線 | 日記