
少し前の話ですが。
仕事でY県に逝って来ました。
日帰り楽勝って地域ではないこともあり、そう頻繁には逝かないんですけどね。
現地の企業と新規取引の話が浮上したため、諸々の確認のために出撃したというわけです。
勘のいい読者は既にお気付きのとおり、お世話になってるデザイナーさんチがY県にあって遊びに来るよう誘われてたとか、ほうとうってゆう名物のハイレベルなのを出す有名店があるからゼヒ寄るよう言われてたとか、そんなことは全く関係ないわけです。
「じゃあ、どんなデザイナーさんよ?」
ってことになるし、ならなくてもそれを説明するには、ワタクシが今の職場でカタログ担当になった時のことを書かざるを
エマ・シーン。
あれは忘れもしない、ワタクシが今の職場でカタログ担当になった時のクドいですかそうですk(ry
会社のナンバーツー(専務って英語これで合ってますよね?)から、構成とかを専属の女性デザイナーと打ち合わせるよう指示されたワタクシ。
思わず、「うわー女性なんですかー期待しちゃうなーふらんけんしゅたいなー。」的なことを呟いてしまいました。
すると、すかさずナンバーツー。
「ハァ?俺とあんま歳の変わんないオバサンだぞ?」
それを聞いたワタクシの脳裏に、かつて某組織で編集者をやっていた時のメモリーが鮮明に甦ったのです。
あれは忘れもしない、ワタクシがかつて某組織で編集者しつこいですねそうですね><
組織が発刊している 「 季刊 某組織(仮名) 」 の取材のため、サクランボで有名なほうのY県に次のメンバーで2日ほど滞在しました。
■インタヴュワー■
組織に雇われた、20代半ばの女性。
こんがりお肌のサーファーで、取材相手のオヂサマに2ショッツを要求されまくる系。
帰りの空港で2人きりになったのをいいことに食事とかに誘おうとした酸素が見たものは、迎えに来ていたサーファー男だったorz
■デザイナー■
組織に雇われた、40代前半の女性。
撮影から誌面のデザイン・構成から執筆までこなしちゃう鉄人。
サッチー似。
■原稿の間違い探しと編集後記だけが仕事の人■
組織に出向中の、20代半ばの男性。
楽しかったからいいけど、取材に憑いてく必要があったのか疑わしい当時の酸素。
勘のいい読者は既にお気付きのとおり、そのサッチーをイメージしてカタログデザイナーさんを出迎えたワタクシでしたが。
なんとゆうイイ女・・・
相対しただけで頬がヒリヒリしてしまった・・・
この現象は間違いなく彼女の発するセレブオーラとか気のせい(サイヤ人的な意味で)
/ ̄\
| ^o^ |
\_/
彼女が「ハァアアアアァァァッ!!1」とかやった日には、放出する気だけで半径8㌔が焦土と化す気配です。
なんか誰かに似てるなーと思ったら、外見も口調も声も高嶋ちさ子sanにそっくr(ry
あと、ボスとかナンバーツーと友達っぽいので隙を見せたらヤバイ感じ。
事実、ちょっとダメなトコ見せると容赦なく飛んでくる侮蔑を含んだ視線。
だがそれがいい。
おかげで暖気も済んだことだし、社交辞令でもなんでもないカードをオープンだ!
「ぃゃぁ、あんまりお綺麗なんで一瞬固まっちゃいましたよアハハハハ^^」
「いやぁ~ん♪もう孫だっているんですよ♪(●^o^●)」
褒め言葉耐性は無いようです(爆)
車の好みどころか前に乗っていた車まで同じとゆう運命の悪戯もあり、気がつけば今回、ご主人が留守の間に招かれるまでの関係になっていました(リアル話)
よもや午後4時などとゆう想定外の時間に、ご主人が帰宅するなどとゎツユ知らぬまま・・。
順を追って説明すると、次のようになります。
午後からの仕事に決して遅れぬよう、午前中の早い時間の内にY県に入るワタクシ。
せっかくのY県だし、ほうとうの美味いのを食べたいな~♪
とか思ったらアラ不思議。
なんとゆう偶然か、昼頃だと混みまくるとゆう有名店「皆吉(みなき)」が眼前に現れました。

一見(いちげん)を拒絶するかのような威厳すら漂う、静謐な佇まい。
これは期待出来ます。

石畳を入口に向かう時点で、早くも出し汁の清らかな芳香が鼻腔をくすぐります。
いつ以来でしょうか・・・はやる気持ちを抑えるのに、これほど苦労したのは。

思ったより小ぶり、ってレベルじゃねー入口。
俺、いつの間にホビット族のテリトリーに踏み込んでしまったんだろ・・。

店内の風景。
日本人の深層意識に深く根ざした様式美とは、紛れもなくこのこと。

数あるメニュウの中からワタクシが選んだ、きのこほうとう。
正直これまで、ほうとうに対するワタクシの印象は芳しいものではなかった。
それは、かつてY県を訪れた際の原体験に因るものなのだが。
マッチングを考慮したのかと訝しみたくもなる、無秩序に投入された具材の数々。
酷いものになると、Y県の郷土料理にあるまじき海の幸が、脈絡もなく他の具材に混じって煮込まれている始末。
こと味の調和と云う点に限って論ずるならば、カップラーメンの方が数段優れていると断言出来る。
以上がワタクシの、ほうとうに対する偏見にも似た評価だったのだが。
この、きのこほうとうと来たらどうだろう。
まず驚かされるのが、火のとおり具合である。
取り急ぎ口に運んだダイコンに歯を突き立てたワタクシは、こう感じずにはいられなかった。
「おいィ?火のとおりが足りないんだが?」
しかし次の瞬間、これが計算しつくされつくしたモノであることを思い知らされる。
素材本来の旨味が、ここ暫く体験したことが無いほどに濃いのだ。
そしてそれは、ダイコンだけに留まらなかった。
ニンジン、各種キノコ、ほうとうの代名詞とも言えるカボチャ、他にもなんかあったかもだけど忘れちゃった☆
勿論、火加減だけで成せる技ではない。
そう云えば、裏手の駐車場に車を駐めた際、敷地内に菜園のような区画を見た気がする。
もしかすると、そこで栽培から一貫して行っているのかもしれない。
「この店、本気だ・・。」
こう思ったワタクシだったが、やっぱラーメンのが好きだな(爆)
ぃゃ、間違いなく個々の具材とかハイレベルなんですけど。
以前どっかで食べたのよりは、遙かに秩序だった具材の組み合わせなんですけど。
ダイエットにも最適っぽいんですけど。
なんとゆーか、9人のホームランバッター集めたけどチームとしては機能しなかった、的な。
「煮た超良質具材の数々」もいいけど「良質ほうとう」が食べたかったな、的な。
どうも自分は、凄く良くなくてもいいから互いの交わりを求めし素材同士が、煮くずれてドロドロでもいいから渾然一体となってる感じを求めていたようです。
そんなもの存在しないのかもしれませんし、ほうとう好きにとっては今回みたいな路線が高評価なのかもしれませんけどね。
だとしたらワタクシやはり、ほうとうは向いてないようです。
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