
という訳で結構ブログ更新を放置して~の 阿讃バトルカップ 第2戦 続きブログです
さぁ~予選終了時点で 奈々位 のレビ蔵・・・
内心では、「レースグリッド奈々位からのスタートかぁ・・・厳しいなぁ・・・」
そんな時、同じクラス EK9 で参戦の みんトモ じょう@こうち さんが私に歩みよる・・・
じょう@こうち さん 「ドラシャの予備持ってない??」
レビ蔵 「無いですね~ 基本的に準備してないので(汗」
じょう@こうち さん 「やっぱり無いか~」
この時点の会話で予想がついたハズなのに、つい聞いてしまったんですね~これが・・・
レビ蔵 「でも、なんで今 ドラシャ?? 誰か折れたんです??」
じょう@こうち さん 「僕のが折れたんだよ(泣」
レビ蔵 「( ´゚д゚`)アチャー」
そう、タイムアタックの時点でトラブル発生していたようです。
この日に EK9 でエントリーされていたのは私も含めて4台。
ちなみに、私は EK9 の中でも最下位でしたし、タイムアタックの結果も予想通りだったので、まさかトラブルにみまわれてとは・・・。
以前 AE111 に乗っていた頃にドラシャを折った経験もありますし、それ以上にパワーがあって尚且つ太いタイヤを履いてる状態の EK9 なら折れても不思議ではありません。
明日は我が身と思いつつも、勝負には時の運も大きく影響してくるのが厳しい現実でありまして・・・
このトラブルの影響で、私も含め、奈々位以下のグリッドが一つずつ繰り上がりになり、私は6番グリッドにてレースとなりました。
正面(4番グリッド)には タニやんEK9 ・・・あとで色々お話させて頂いて仲良くなったんですが、この時はライバルとして闘士バチバチで見てました。
そして右斜前(6番グリッド)には、私のブログでも御馴染みの宿敵w kazやん さん アコード ・・・いつもながら、胸を借りるつもりで闘士全開です!!
そして、とうとうレーススタート!!
スタート・・・上手くいった!! でも タニやんEK9 も同時な感じのスタート(苦笑
kazやん さんも相変わらずの安定したスタートで同時な感じ(苦笑
もう kazやん さんのアコードを意識しまくりで 1速 → 2速へアップ・・・その時 kazやん さんの前に ポールポジションのS2000 が見える・・・失速してる!?
そう、これが今回のレースの運命を分けました。
kazさん からでは、左には レビ蔵、前には失速したS2000・・・ねじ込む程のラインと距離もないままの1コーナーブレーキング
私はそのまま タニやんEK9を真後ろから追っかけつつ1コーナー立ち上がり
S2000はスタートの失速はあったものの、タニやんEK9の隣をキープしたまま1コーナー立ち上がりでいつも通りの加速!!
2コーナーブレーキングの時点で、S2000は3位をキープ、続いて タニやんEK9 、 レビ蔵、 kazやん さん となります。
タイム的にも タニやんEK9 と kazやん さんは遜色無かったはず・・・
という事は、目標となるタイムで走ってる人間がすぐ前にも後ろにもいる!!
この状況で燃えない訳ないっしょ!!
後ろの kazやん さんは驚異そのものですが、それでも後ろばかり見て走ってたんじゃ速くは走れない・・・
狙うは前の タニやんEK9 !!
どっかの〇文字Dのセリフじゃないですけど、後ろを見ないって決めて走れば不思議と集中できます。・・・っていっても、もちろん安全確認程度では後ろの車の位置関係は見てますケドね
この時点でいつものレビ蔵とはメンタル的に違います。
初戦にシティを追っかけてた時と一緒で、ただ前の車を追い詰める事だけでいい
追いつかないかもしれない・・・でもタイム的には十分 射程圏内
ミス一発で局面は一変する!!
この思いでレビ蔵は、一か八かのラインじゃなく、確実に一定ペースで周回できる走りへと切り替えました。
コースレイアウト的にも、自分の車から前に見える車輌・・・それも同車種っていう事から車的なアドバンテージもない状況での追い抜きは厳しい
だからこそ、相手のミスか、車がタレるのを待ちつつ追っかけるのみ!!
そして、後半になるにつれて タニやんEK9 の走りに変化が見える
ん!? 差が縮まってる??
ブレーキで追いてる・・・ん!?・・・チキンの俺がブレーキで追いつく??
後で聞いたら、やはりブレーキに不振な感触があったようでペースダウンしてたみたいです
という事は・・・レビ蔵の狙い通りの展開 キタ━(゚∀゚)━!
すぐ前に タニやんEK9 が見えてきました!!
・・・もちろん kazやん さんも追いてきてますケドね(滝汗
このままプッシュし続けるも力及ばず・・・チェッカー
そして、レースから帰ってきた時に 雑誌オートアップ の撮影カメラマンの方から質問・・・
「なんでゴールの瞬間にガッツポーズしてたの?? そんなイイ順位でもないのに?」
この時、レビ蔵は即答しました。
レビ蔵 「順位は関係ないです。満足できる熱いレースが出来きたと思うからこそ、応援してくれた仲間&ギャラリー・・・そして自分へのガッツポーズです!!」
そう、レースは結果が全て。
勝者が賞賛され、それに注目するのも当然。
でも、その中でステップアップしている途中段階の初心者~中堅がいる。
阿讃バトルカップで真剣に走ってる連中には、それぞれドラマがある。
速い・遅いっていう結果だけじゃなく、それに至るまでの苦悩がある。
今の自分は決して速くはない。
それでも苦悩しながら今のタイムまでステップアップしてきたし、それを応援・サポートしてくれてる人達がいる。
そんな仲間に向けて、そして新たに満足できる走りができた自分へのガッツポーズ
今後のバトルカップで、このガッツポーズを何度出せるかが レビ蔵 の課題ですね~
そして、そんな私の車載とレース全体の映像はこちら ↓