
10月4日は半年に一度のお楽しみCLUB NYN主催のエビス東サーキット貸切走行会に行ってまいりました~。
今回はファイナルを4.7に変更してから2回目のスポーツ走行でエビス東で愛機がどのようなポテンシャルを発揮できるか、またどれだけ仕様変更によってシフトポイントが異なるのか・・・4.7のギア比がはたして吉と出るか凶と出るのか~、走行が楽しみでありました。
前回のモテギ東では仕様変更や久しぶりのスポーツ走行と言う事もありギクシャクした走りでしたが~、NYNは走る時間はたっぷりあるので色々試せるので期待がもてました。
しかし~・・・福島県に向かう途中まさかのエンジントラブルか!?
高速道路を走っていてエンジンチェックランプが点灯・・・・[何事か!?]
この時は走っていてエンジン音に異状は確認できず、しかし大事をとって近場のサービスエリアに立ち寄り点検を試みる。
サラッと見れる場所はすべて点検を終え異状は見当たらない、しかしエンジンチェックは点灯したまま・・・[これはセンサー類の異状なのかな?]
ファイナル変更により高速巡航での回転数が上がり福島県までの長距離を走っていたからか?何か変な信号でも拾ったのか?それとも故障か・・・
一度バッテリーを外しリセットを試みる、するとエンジンチェックの点灯は消えしばらくアイドリングさせた後に仲間達との集合場所である安達太良SAに向かった・・・・のだが・・・。
明らかにエンジン吹け上がらなくなってるーーー!?
加速が遅い、やっぱ何かトラブってる~・・・終わった・・終わったのか?
少なからずとも今回のNYNでのスポーツ走行は始まる前に終わった・・・orz
HEY!HEY!~~マジかYO~♪
このタイミングで来るのかYO~♪
場所は既に郡山、時刻はとっくに午前2時~行くしかないぜ!戻れないぜ!
ライフラインも浮ばないYO~♪
絶望感と共に安達太良SAに到着&現実逃避のふて寝。
寝て起きたらエンジン直ってないかな・・[あれは悪い夢だったんだよ~]みたいに・・・
そんな希望を抱くも・・現実はいつも残酷な事実だけを突きつけるッス。
朝になり仲間に起こされ再びエンジンを始動する・・
エンジンチェックランプ点灯・・・orzダメなのか・・・
テンションがた落ちで仲間達とセンサー類の異状を疑っている所にチバーズの仲間であるヴィッツ乗りのヨッシーことア○オ君が到着。
彼はカオスな雰囲気を感じ取ると突如行動にでた!
青ざめた服装に丸く突き出た腹、そこに描かれたる二次元ポケットからヨシえもんの便利アイテムを出すと故障診断コネクターにコレを繋げた・・・
[なっ!何をするだァーーーッ]とオイラが発する間もなくヨシえもんの口から告げられたのは無慈悲な診断結果であった・・・・A/Fセンサー死んでますね・・・
orz・・・ん~なもんスペアねーよ・・・終わった・・・。
とにかく凹んでいても仕方が無いし、普通に走るぶんには問題なさそうだったので目的地のエビス東へ向かいました・・・
エビスに到着すればいつもオイラの愛機をメンテしてくれる機付長のクロさんも来るだろう、クロさんなら何かアドバイスをくれるのではないか?・・・そこに一縷の望みを託したが・・・A/Fセンサー死亡なら現実問題として物が無ければどうしようもないのが事実である。
エビス到着、クロさんと合流!
オイラ[現地のディーラーでA/FセンサーGET出来ませんかね?]
クロさん[いやー・・A/Fセンサーなんて無いと思いますよ・・]
やっぱりか・・・orz
まさに絶望感MAXでテンションがた落ちのオイラ・・
・・・・福島県まで来て・・見学ッスか・・・トホホでやんす。
犯人はこいつだ!

さすがにオイラも今回の走行はあきらめてたッス。
だが奇跡はおきたのである。
ピットに到着するとクロさんが[あ、あった!]と突然に!?
なんと!クロさんの車内からダイハツの軽自動車のA/Fセンサーが出てきたのだーーー!!
するとクロさんは[うん、何とかなるかもしれない!]と自信に満ちた表情で作業開始を告げた。
クロさん流~野戦病院の開始♪メディーーーーク!!!

クロさん曰く 、日本車のA/Fセンサーなどは殆どが[デンソウ製]なのだとか、それでいて何種類もあるものでは無いとのことでカプラーさえ合えば使えると言う事で~、後はカプラーが合うのと配線の長さが届くのを祈るばかり。
先ずはジャッキアップしてスイフトのA/Fセンサーを撤去 、ここですぐに問題発生・・・ダイハツのセンサーとスイフトのセンサーでは配線の長さが異なっていてダイハツセンサーの配線の短さではエンジン本体のカプラーまでは届かないのではないかと・・・
しかし望みを捨てずにバンパーを外し配線の取り回しを考えることに。
ここで再び奇跡はおきていた!
以前クロさんにエンジンの換装を頼んだ時に、クロさんはエンジン本体側の配線を何かトラブルがあった時に役立つのではと長めに残してタイラップ止めしていたのである!
コレがなければダイハツのセンサーはエンジン本体に届くことは無かった・・・。
外されたスイフトのA/Fセンサーは振るとカラカラと音かして壊れているのが解ったッス。
クロさんはダイハツセンサーのカプラーの爪を細工すると愛機のカプラーに繋いだ、ここでヨシえもんの便利アイテムが再び登場、しかし故障診断コネクターに差し込むとA/Fからの電気信号は帰ってこず・・・
やはりダメなのかと・・・orz
オイラは項垂れながらもクロさんはまだ諦めてはいなかった。
クロさんは全ての可能性は試す価値があると、一つひとつ疑わしきを塗りつぶしていきましょう♪
そう発すると精密作業用の細いドライバーを仲間達に求め徐にカプラーをバラシ始めました。
元々のスイフトのカプラーに配線一つひとつを器用に外しコレを移植すると再び繋げる、するとクロさんの読みは当たっていてA/Fからの応答あり!
カプラーの形状は合っていてもスイフトとダイハツではうまく奥までハマッていなくて反応が無かったのだそうな(^^;
エンジン始動、チェックランプは消えている♪
するとクロさんは[問題は無いですね]と、全ての不安を払拭する一言を作業の終了に付け加えた。
行ける!イケるぞーーーーー!!!!
オイラは戦場にスーパードクターやブラックジャックを同伴しているかのような心強さを感じ、仲間達との出会いとめぐり合わせに心より感謝したッス。
愛機復活!

撮影NEINさん 素晴らしい写真サンクスっす~!
偶然が偶然を呼んだのか、はたまた出会いとめぐり合わせによる必然なのか!
解決は困難と思われたトラブルすらもチバーズの面々が集まりそこにクロさんが合流すれば奇跡的な解決に至る。
て、言うか・・・なぜクロさんの車にダイハツの軽自動車のA/Fセンサーが転がっていたのか?
本人も捨てようと思っていたけど何故か捨てなかったと・・・(^^;
クロさんマジに助かりましたッスm(_ _)m
ヨッシーもマニアックな機械?装置?を持っていて助かったッス、本当にマニアックだな。
NYN走行本編へつづく~