AliExpressで購入した中華バックカメラですが、
ガイドライン常時表示、LED常時点灯のため、改造します。
中はお決まりコーキングで埋まってるので配線や基盤を傷つけないように掘り起こします。
実装されているICは MK 24C08A でした。
2016 は IC の製造年かな?
CCDはテスターで測ると3.3V給電されているみたい。
基盤を見ると、未配線のパターンと刻印も確認できました。
赤丸部分:OSDの刻印
緑丸部分:MIRの刻印
紫丸部分:FLIPの刻印
順番にアースへ落としてみると
OSDの刻印:ガイドライン表示切替
MIRの刻印:鏡像、正像切替
FLIPの刻印:変化なし(おそらく上下反転かな?)
FLIPのパターンは機能しませんでしたがどこかに抵抗等追加すると動くのかも。
さらに掘り進むとLEDの基盤に到達、テスターで測ると12V給電の様子。
外部からの配線は計5本あるのですが、外部コネクタは4Pinなんですよね。
配線側も計5本線があります。
RCAセンター:Video線
RCA外側:アース線
RCA側赤線:プラス電源線
4Pin側赤線:プラス電源線
4Pin側黒線:マイナス電源線
このうち、RCA側赤線と4Pin側赤線、RCA外側と4Pin側黒線は繋がっていて、実質3本の配線になっていることがました。
又、配線側の4pinにテスター当ててみた感じ
12V
3.3V
Video
アース
の4本になっていたので、配線側で3.3Vを生成している模様。
カメラ側は内部で5本になっているので、アース線が途中で2本に分岐されているみたいです。
4Pinの1m延長ケーブルを別途準備して真ん中から真っ二つに切断します
ガイドラインはいらないので、OSDの刻印があるパターンをマイナス線に結線します。
無事にガイドラインが消えました。
次はLED
ケース背面に3.5mmの穴をあけて、切断した延長ケーブルを通します。
LEDのマイナス線(緑色)を外して、延長ケーブル側の黒線に接続
延長ケーブル側の緑線をLED側のマイナスに接続します。
ついでに、MIRのパターンに延長ケーブル側の赤線を接続。
FLIPのパターンに白線を接続・・・使えないけど。
これで外部から設定の切り替えができるようになります。
動作確認をしたら、シリコンコーキングを充填して完了です。
これで、追加した4Pinコネクタの黒線と緑線をつなぐとLEDが点灯します。
同じく、黒線と赤線を繋ぐと鏡像・正像の切替ができます。
緑線はそのまま延長して車内に引き込んでスイッチを嚙ませれば車内からLEDのオンオフができるようになります。
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Posted at
2021/02/12 17:45:43