クラッチ紆余曲折

二型ターボだけNA系のレリーズシリンダ使ってるらしいんです。

で、二型ボディ・三型エンジンの黒子さんにそのまま組み替えたらクラッチが重い。ついでに切れ位置が悪すぎ（マスターのロッド長調整でギリギリ切れる）。

直径で１０％ぐらい違うから面積や体積にするとどうなんですかねぇ。感覚的には１５～２０％ぐらい違ったかな。

フロントエンジンマウントを外して試行錯誤すれば車上で交換できるけど結構メンドクサイ。

すすんでやりたい作業じゃないなｗ

クラッチは軽くなりました。（強化カバーが入ってるので完全ノーマルの以前に比べるとちょい重いレベル）

「クラッチが重い」だなんて切れるんなら自分の操作で何とかしろと思うでしょうが、ある程度以上になると操作のタイミングを著しく阻害します。レブ寸前とかだと嫌でしょう？

しかし、冷間時にギアが入らない症状が発生。ロッド長で調整する余地もなくなってしまった。
温まると入るようになるんだけどミッションオイル系の問題？？？

S氏からマスターとクラッチペダル（３型外し）のスペアを回してもらっていたので、交換がてら何か違いがあるのかな？と見ていて気づく。

ここの調整でもう少しペダルのストロークがかせげるのに気付いた。
交換中止、ハンドル下に潜り込んで調整。
三ミリぐらいでも根元が変わるとペダルの位置自体は手前に上がる。

それに伴いマスターのロッド長も調整。

おお、ペダルの基本位置は上がってしまったが冷間でもちゃんと切れるクラッチになったぞ。力ずくシフトとオサラバｗｗ

ストロークを多くとってレリーズに押し出すフルード量を多くしてクラッチのキレをよくしたいのに何でロッド全長を縮める（油室容量は増えるはず）方向ではキレが悪くなるのかちょっと悩んだけど、リザーバー穴をふさぐまでは死にストロークになるからですな。

一人で納得しますた！

あとフルードが温度で圧力の伝え方が違うっていうのも勉強になった。
日中のクソ暑い時（３５℃超えてるな）だと冷機時でもちゃんと切れるのだ。