
やはりfortis氏のブログが早かったですね。
ご存知の通り、関西への帰省の途中に黒部ダムへ寄ってきました。
きっかけは梅雨明け目前の氏からのメッセージでした。
以前から黒部ダムへ行ってみたいな〜とのたまっていたのを覚えておられたようで、お誘いいただきました。
宿の予約はfortis氏お任せで、室堂から富山側に少しおりた弥陀が原の国民宿舎立山荘。ですので登り口は長野県大町市の扇沢としました。
○12日朝から秋田から新潟にかけて下道で移動。

↑秋田県十文字町付近
○いつもは村上市の笹川流れ経由のR345で通過しますが、今回はR7へ。けど変化に乏しいんで飽きてきたw
○新潟市からはまたまた海沿いを目指し、弥彦方面へ。内陸暮らしなんで潜在的に海が恋しいのかな。
○ほぼ予定通り新潟県糸魚川市を22時ごろ通過。fortis氏(以下F氏)も順調に関西を出発された模様。
○最初の合流予定の道の駅「白馬」は満車だったので大町市まで走る事に。市内のコンビニで仮眠。
明るくなったので起きると左隣に見慣れたクルマが。
夜通しでチェックポイントを廻られてきたF氏が今か今かと持ち構えておられましたw
少々の準備の後、アルペンルート登り口の扇沢駅へ移動します。このへんは別荘だらけやね〜。温泉もあるし、一軒ほしいところですw
駐車場は駅から少ぉ〜し離れた空き地に誘導されました。まぁ無料だったので良しとしよう。
扇沢からは、日本では立山黒部アルペンルートにしか現存しないトロリーバスに乗っていきなりのハイライト黒部ダムへ。
あ、扇沢の駅で漫談駅員1号の計略のはまり、F氏がお弁当を購入していたのは内緒ですwww
関電トロリーバス内ではF氏が微動だにしなかったので、ガジェットで情報収集してるんやなぁと思っていたら何の事は無い、前夜から寝ていないらしく単に意識がトンでいるだけだったとかw
黒部ダムに到着。
いきなりダムサイトではなく、高所から見下ろせる黒部ダムの定番写真でよく見かける展望台へ。

月並みな表現で申し訳ないけど・・・
すんげぇ〜
観光放水はシーズン中ずっと実施中らしく、写真でよく見るあの迫力ある画が目の前に!
脳内で中島みゆきのあの曲が鳴りだしたのは言うまでもありませんw
お天気がとってもよく、ソフトも、んまい!!

ダムダム君ソフト

↑ダムダムくんってきみの事?w

↑ダムに情熱を注ぐ男たちの物語がアツい!(期間限定)
ダム湖を30分ほど遊覧してくれる観光遊覧船に乗り込みます。
風もほとんどないので船が大きく揺れる事も無く、水面から見る黒部ダムも湖面に映る山も良かったです。
ケーブルカーとロープウェイで一気に標高を稼ぎます。
酸素が薄くなってきたのをF氏はライターの点きにくさで実感したようです。わたしは鈍感なのか、あまり息苦しいとか感じませんでしたけどね〜。

あ、こんな観光駅(黒部平駅)にも立ち食いそばがあるのはさすがそば処というかなんというかwww
もう一つのトロリーバス(立山トロリーバス)に乗って室堂へ。
森林限界を超えたアルペンルート最高地点なので、かなり遠くの道や山々を見渡せるだだっ広い高原なんですね。立山も足下の地面からそのまま山頂に続いているのがよく見える一大パノラマでした。

↑雷鳥もおったよ。人は恐れないみたい。
トレッキングできるルートも見渡せるだけについつい二人で遠回りをして歩いてみました。立ち入りは出来ないけど雪渓も一部には残っていましたね。結構歩き疲れましたけどなかなかに心地よい疲れでした。
さて、ここからお宿に向かう訳ですが、F氏は徒歩で向かうつもりだったようですw
案内所のおねいさんに聞いてみると、徒歩では2時間近くかかるとの事。折よく出発間近の高原バスに飛び乗る事が出来ました。
さらにCPの「称名滝(しょうみょうのたき)」を取りに行くとの事で、真っ暗になるとヤなので明るいうちに行動する事にしました。
一旦宿にチェックインして行動開始。この時点で16時半過ぎ。
有り難い事に滝近くへ通じる道は観光バスしか通行できないので、それにさえ気をつけていれば下り一方で非常に快適でした。
CR−Zで走れば快適な結構な数のコーナーを自分の足で歩くジレンマに飽きかけてきた頃、ようやくハイドラが反応して滝を見ずにCPげと!そっこーで引き返し延々と今度は上り坂www
なんとかお宿の夕飯時刻には間に合いました。

風呂に入って、ぷち酒盛りの後、二人とも泥のように眠ったのは言うまでもありません。
翌日の復路の乗り物は運転台前面かぶりつき状態。乗客が少ないので割と余裕で前席をげとしました。F氏は半ば呆れてるみたいでしたが、おかまいなしにカメラ(iPhoneの動画撮影機能)をまわしました。
そんなロープウェイ乗り場では今度はわたしが餌食になりました。

え?なにかって?
もちろん漫談駅員2号の売りつけるブツですよ〜w
若い駅員とのコンビネーションもぴったりで、思わず財布を出していましたw

↑1000円なり〜
そんなこんなで復路は割と急いで扇沢に戻ってきました。
F氏も書いてますが、次は宇奈月から走っている黒部峡谷鉄道に乗って終点から先の黒部ダムまでの関電主催の見学会に参加したいですねぇ。レアなCPもあるようですし。
半世紀前までは人も寄せ付けないほどの秘境だったようですが、さらに超巨大な構造物(黒部川第四発電所)が地下にもあるなんて凄すぎ!
室堂での探検もまだまだし足りなかったので、あまり間を置かずにもう一度訪れたいですねぇ。
Fさま、ありがと。楽しかったよ。