この2年ほどトップ争いから一歩遅れていたフェラーリですが、このドイツGPで復活の兆しを見事に印象付けましたね。
今回開催のホッケンハイムでのGPは、僕としては久しぶりに観たコースなのですが、昔の印象からは随分変わってました。
昔は森の中を超高速で駆け抜けるサーキットでしたが、今はスタンド数もかなり増えていますし、テクニカルセクションも増えて現代サーキットに生まれ変わった感じですね。
フェラーリはフリー走行から好調でしたが、決勝でもスタートからいい体勢を築き、全く不安のないレース展開でした。
マシンの開発が、やっとマクラーレンとレッドブルに追いついたということでしょう。
途中マッサがアロンソに譲ったように見えるシーンもあり、レース後のインタビューでもその辺について突っ込まれていましたが・・・チームメイト同士ならあれも当然の判断なのではと思います。
バトルを観たかったという気持ちも多少はありますが・・・
母国GPで勝ち名乗りを上げられなかったベッテルも、しかし堅調なレースを展開してました。
速さではフェラーリに及ばずでしたが、ファステストは取ったし、結果も3位ということでチャンピオンシップを争うマクラーレンと、チームメイトのウェーバーとの差は確実に詰めてきました。
残るラウンド数も少なくなってきましたが、後半戦での巻き返しに期待が持てますし、フェラーリが復調したことで、レッドブルのマシン開発もまた進んでくることでしょう。
そちらもまた楽しみです。
カムイはポイントゲット出来ずちょっと残念・・・
しかし、TV画面によく映ります。
彼に対する扱いが良くわかりますね。
明らかに格下、ストレート遅いマシンをよく走らせています。
途中、タイヤ交換したばかりのウェーバーに仕掛けるシーンなども見せてくれましたし、また次戦のハンガリーも頑張ってほしいです。
Posted at 2010/07/26 02:05:29 | |
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