ECUリセット作業

今日はECUのリセット作業をします。というのも、コンピュータは初期の学習値を軸にして空気量、燃料圧力、点火電圧を補正して燃焼を調整しています。
部品も配線も相応に劣化していきますので初期値より徐々に補正値が大きくなります。
補正値が大きくなると、初期アイドルが不安定になるためアイドリング回転数が上昇していきます。その補正量は少しずつ変化していくのでオーナーさん程気付きにくいと言えるのです。
このクロスロードもイグニッションコイルは新品になりましたが燃料ポンプは当時のままですので燃料圧力が変化していると想像できます。また、空気量も吸排気系で見れば排気効率も焼き付き等で変化していると思うので、再学習しようということです。

エンジンルーム内向かって右側のヒューズボックスにアクセスしていきます。

次に19番のPGM-FIのヒューズを10秒程度抜いてコンピュータの電力を空にします。

そしてエンジンを始動し、ナビ、エアコンの電気負荷をオフにして約30分から40分、アイドリングで放置し、ラジエーターファンが2回作動するまで放置します。
ここからは正直人それぞれの価値観によりますが、3000回転程度以下を意識して100キロ程度走れば終わりとなります。