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風越 龍のブログ一覧

2013年06月30日 イイね!

奥多摩 廃ロープウェイ(小河内観光開発株式会社) 其の1

ちょっと前ですが奥多摩に用があったのでついでに立ち寄ってみました。
小河内観光開発株式会社のロープウェイ。
三頭山から抜けて下りてきたときに見たり・・とご縁のある廃です。




いまだに有り続ける鉄塔。
そしてワイヤー。
倒壊の危険性も指摘されており、いつまでこの姿を見られるのだろう。
会社の実態がハッキリしないため、また自治体での撤去は負担が大きすぎる。
そのため、休止(事実上の廃止)後25年を経てもなお在り続ける。







駅までの階段。
でもこの先、土に埋もれてハッキリしなくなる。
こういう事をしてる人以外、絶対に入らないね・・・。







真っ赤に錆びた鉄塔。
木の間から見えた。







到着。
まあ過去にも何度か来ているのだけど・・・・。
東京からの観光客も其れなりに人が集まったという。
その面影はここにはない。







庇の上の植物たち。
土すらない場所で根を張り生きてゆく。
逞しいね。







木製の扉。
硝子はないけど・・・。
併せて蛍光灯もカバーもない。
壊されたのだろうけど・・・・・・。

昭和37年開業当時、まだ木製を多く使う時代だったのねぇ。
オリンピックもまだだし頑張れば報われる。
いい時代だと思う。







いきなり機器関連室内へ。

梁のシルエットが美しい。
こういう場所が大好きです。
機械室とかボイラー室とか、タマランです。







メインのワイヤー・・・。
ぶっ太い。
コンクリートの基台に支柱。
支柱は錆が浮いています。
もう40年以上放置なのだから仕方のないことだけど。







目の前のもの。
コンクリのウェイト。
ウェイトの下に下りるはしごがあったけど・・・・・。
怖くて降りられない。
そのウェイト、蹴飛ばすと・・・・。
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん(中原中也の詩)って感じで揺れるんだ。

背筋が寒くなるよね。
落ちてきたら・・・・。
まあ坑道に入っていくような人間だけど最大限危険は避けたい。
なので上から見るだけに留めました。
多分、大丈夫とは思うけれど。







改札口方面を。
橋がなかった当時、賑わったが橋が出来てから一気に客が減った。
それが命取りになった。

無機質なコンクリートの優しさが感じられる通路。
頑張ったけど失敗した跡。
久しぶりに見てなんだかこう・・・・、ホッとした。







みとう号。
反対側にはくもとり号がいるらしい。
一応、法を守って入らなかったので・・・。
でも見たかったなぁ。







かつては椅子もあったという。
今はポールだけが残っているだけ・・・・。







ヒーターでしょうか。






O.K,K。
小河内観光開発の略称でしょう。

でも開業前から橋の計画はあっただろうし、集客に対する見積もりが甘かったのではないか。
失敗しても何とかなった時代でもある。
が、何とかならぬ失敗もある。
その跡のひとつ。







冬季休業の名目で営業を休止したまま・・・・。
正式に休止申請が出てから37年。
仮に復活したとしても設備は放置されたままなので、結局は新設しないとダメだろう。
それとほぼ水平なロープウェイのために客は来ないだろうね・・・・。
紅葉が半端なく凄いとかダイナミックな景色とか売りがないと辛い。







水捌けも兼ねているのでしょうか。
傾斜しています。
でもロープウェイらしいなぁ・・・とも思ってしまう。
Posted at 2013/06/30 18:29:23 | コメント(3) | トラックバック(0) | ぷち廃めぐり | 日記
2013年06月20日 イイね!

峰之沢鉱山 鉱山住宅其の8 -終章-


先の椅子。
ここに佇み流れた月日。
恐ろしくなるほどの時間ではないだろうか・・・・。







植物に飲み込まれつつあるアパート。
倒れそうな木製の電柱。
華やかなりし頃はもう一万を数えてもなお足りぬほどの過去。







下駄やら長靴やらスリッパやら・・・・。
意図があって置いていかれたのか、それとも限られた荷物しか持っていけないからか・・・。







今でも4人くらいならば其れなりに暮らせる広さ。
当時としては破格の広さであると思われる。







緑のベランダ。
住人が居たらこうはならない。
ただ住人が居ない故、この緑のベランダになった。
美とは偶然の産物なのかもしれない。








桐3号ダイナマイト。
一般的な産業用ダイナマイト。
鉱山御用達の一品です。







倒れた襖。
人為的か自然にかは分からないけど・・・・。







天井は崩れ、畳は腐り・・・・・。
廃らしい一室。

本来ならば見向きもされないものだけど・・・・。
何故か心休まる空間。
心が穏やかになる。
廃は不思議です。







涼と初夏。
切り抜き文字の団扇。

コレを使った人はどうして置いていったのだろうか・・・・。
とてもセンスが良いものだと思うから。







昔は庇があったと思うのだが・・・・・。
今は何もない。
年月が破壊したのだろうか。







多分、このトタンが屋根になっていたのではないだろうか。







倒れた扉。
風雨によって傷んだのだろうか。
それとも人によって・・・・。
羽幌の炭鉱事務所を思い出します。







土砂や瓦礫の斜面。
此処を降りて登って・・・・。
結構危ないです。







すりガラスを通して射し込む光。

今ではあまり見かけなくなったすりガラス。
柔らかな光が堪らない・・・・。







ハタキらしきものが落ちていた・・・。
最後の掃除に使ったものか。







開け放たれた窓。
周囲のコンクリの凹みが美しい・・・・・。

此処で生活していた頃、重要な設備のひとつだと思う。
ここは風通しが半端なく良い。
夏は涼しく、冬は寒かった・・・筈だ。







ベランダの扉の窓から射し込む光。
すりガラス越しに入る光。
壁の表面の凸凹。
光の回り方が芸術品級だ・・・・。

ため息が出てしまう。
美しすぎる室内に・・・・。






結構キツイというのが伝わるだろうか。
踏み抜くと怪我の可能性もある道です。






初の峰之沢鉱山住宅。
入るのに苦労したし、鉈を無くしたし・・・・。
でもとても貴重な昭和を感じる事が出来ました。
やはり行ってよかった。

また機会があれば行ってみたい。
今度は坑口などの情報も収集して生きたいと思う。
Posted at 2013/06/20 22:13:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉱山住宅 | 日記
2013年06月18日 イイね!

峰之沢鉱山 鉱山住宅其の7


蛇口。
でもハンドル部分は・・・。
遠い過去に田舎の身内の家で見た形・・・・。
それを今になってこの地で見る事になるとは。







狭い階段。
でもここの規模、住人の数を考えると適切なのかもしれない。
共同住宅は以外に合理的に造るから・・・・。







大鵬の名前が・・・・。
私でも知っている、有名な横綱ですよ!。
新聞の日付を見てびっくり・・・・。







ヤシカ、懐かしいカメラブランドです。
その名前を過去の新聞で見るとはね・・・・。







植物に侵食されたベランダ。
コレより先に進むのは少しばかり辛そうだ・・・・。







最上階なのに屋上にいけない・・・・。
逃亡中だったら行き止まりは=死だろうけど・・・・。
そういう状況でもないので、行き止まりというもの決して悪いものじゃない。







土砂というか瓦礫というか・・・・。
非常に荒れています。
住人が居る時だったら・・・・・。
かなりの災害として扱われたでしょうね。







畳みも無く、床板も腐り・・・。
廃らしい部屋といえば其のとおりなのだが・・・・。
綺麗な部屋が多かったのでちょと驚きの部屋。
風雨に浸食されたのでしょうか。










とても穏やかな空気のベランダ。
ああ・・・、羽幌の築別アパートを思い出します。
また行きたい。







腐食した窓枠。
其の流れた時の長さを感じる窓枠。







ベランダの柵が金網って・・・・・。
初めて見た形式です。







苔むした碍子。







蔓などが蔓延る。
人の手が入っていないのにこの程度で済んでいる。
奇跡的な事なのではないかと思う。







窓から流れ込んだ土砂。
人為的じゃないにしてもこういう廃虚は珍しい。







階段を降り切るとコレ。
なので全室は回れなかった。
鍵が掛かった部屋もあったし。
そういう点ではちょと残念でもあった。
鍵開けのスキルが欲しい・・・。







窓ガラスが綺麗に残る一室。
そこに残された椅子。

此処でモデル撮影をしたのだろうか。
それとも監禁(?)。
ドキドキするような椅子です。
実際はどんな物語があったのだろう・・・・・。

絵画から抜け出したような、一枚の完成された空間のようです。
Posted at 2013/06/18 23:46:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | 鉱山住宅 | 日記
2013年06月17日 イイね!

未成線 国鉄佐久間線の遺構


国鉄佐久間線。
山間部の過疎対策としても期待された路線だが・・・・。
全体の50%が竣工したところで工事凍結。
一度も鉄道が走ることなく廃止に。

この鉄橋は鉄道用ではなく・・・・。
橋脚を生かして橋を架けた、というのが正解らしい。







このチョイ先に駅を作る予定だったらしい。
まあ開業させても黒字は難しいだろうね・・・。







路盤跡。
正式には開通していないので廃線ではない。







橋梁部分は撤去されたのか・・・・。
佐久間線が走ればこの光景を車内からみえたのだが・・・・。







トンネル。
もちろん閉塞されているようだ。







橋脚が名残惜しげに残されている。







おお!。
私よりも若いじゃないか!。







この辺りが駅の予定だったようだが・・・。
我田引鉄。
鉄道は悲願だったが一度も走ることはなく・・・。
鉱山などの貨物需要でもあればねぇ・・・。
白糠線も上茶路炭鉱が振るわなかった事が寿命を縮めた。
人口希薄地帯では大きな産業が無いと立ち行かない。
辛い現実がある。







草生す高架線。







トンネルはワインセラーになっていました。
最適な利用方法ですね。







このタンクのようなものは・・・・・。
倉庫代わりに使われていました。







ワインセラーに預けるようなワインなんて持ってないし、味わいもよくわからん。
ただ難しいこと、理屈じゃなくて美味いワインは美味い。

大した学もないんでね・・・・。
直感のおかげで生き延びてきました。







高規格の高架線です。
白糠線を思い出します。







佐久間線が走っていれば撮影の名所になっていただろう。







元々はこの橋脚だけがあったのだが・・・・。
いつの間にやら橋を掛けられていた。
橋をかける前に見たかった。
Posted at 2013/06/17 20:58:57 | コメント(3) | トラックバック(0) | ぷち廃めぐり | 日記
2013年06月16日 イイね!

地元の夕暮れ


夕暮れ色に薄っすらと染まる田んぼ。







もう、じきに大地に沈む・・・。
水面に写り込んだ空。
鮮やかな空でした。







雲が輝き、染まる一瞬の時。
この瞬間って続かないから綺麗なんだけど・・・・。
もう少し続いてもいいなぁ・・・なんて思う。







もぐらよけ。
居るんだね・・・・もぐら。







景色もシルエットに・・・。
そして田んぼの稲が不思議な模様を描く。







止まれの標識。







飛行機雲を引いて飛ぶ。
今日ももうすぐ終り・・・。







川面もまた空の色に染まる。



田んぼで鳴く蛙
小学生の頃、校長先生が録音してきてくれた蛙の大合唱。
それを思い出しながら・・・・。

ぼこん・・・ぼこん・・・・と不思議な音を立てるパイプ。
Posted at 2013/06/16 22:08:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 夕方の景色 | 日記

プロフィール

「櫻ノ雨Ⅱ http://cvw.jp/b/331167/47652420/
何シテル?   04/13 19:20
正式名称:風越 龍(ふうえつ りゅう)です。 写真(もっと技術が欲しい・・・)とステアリングを握って出かける事が3度の飯より好きです。車はテリオスが初です...
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