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イイね!
2022年09月06日

0.1%の言い訳

8月に発表されたシエンタですが……





発表前に撮影された写真を見たときから薄々思っていましたが、まぁフィアット・パンダ……ですよね……。



ということを、先日のWebCG内の大矢アキオ氏のエッセイがズバッと書いている訳です。

前置きとして、大矢氏やイタリア内の反応は真っ当な批判だと思います。言い逃れできないほど類似していますし、デザインテーマが「シカクマル」と見たときは、「この野郎!」となりましたから。


(何というか……、発表前に調べないんでしょうか?)

とはいえ、ここで「ストリーム→ウィッシュの再来か? 本当にトヨタの盗癖は…」といったことを言いたいわけではありません。最近は「まぁ……いいものはあるわな」となっていますが、アンチトヨタですからすぐさま批判記事をアップしていたでしょう。
ただ、今回のシエンタは妙に心を惹かれているんですよね。なぜかというと、2列シートのものは私が求めているもの、つまり「国内車の安心を持った欧州(風)車」だからです。

シエンタの「パクリ元」は、外観パーツのパンダは上記の通り確信犯、雰囲気と(日本での)コンセプトはルノー・カングーとシトロエン・ベルランゴ(プジョーのパーt……リフターでしたっけ笑)でしょう。まぁ車好きでしたら、「恥ずかしいパクリ車なんか乗らなくてもオリジナル乗ればいいじゃん」となりますが、そうはならないのが日本人、そして日本の風土でしょう。

例えば、あまり詳しくない人がパンダに惚れて買ったとしましょう。そんな人が、いくらデュアロジックの説明を聞いていても、ついつい日本のオートマやCVT の癖で運転すれば、シフトアップする度にガックンガックンとヘドバンすることになりますし、こまめにメンテしなければトラブルは必ず来るでしょう。また、ツインエアも日本での耐久性は「?」なままですし。

大矢氏やイタリアのメディアが見逃しているのは、イタリアと日本ではパンダをめぐる環境が異なるということです。イタリアであればパンダは国民車としてMTで乗っているでしょうし、パーツ類も日本のように「何ヶ月待ち」じゃなく、ほいっと交換できます。一方日本では、モノグレードと限定車の4駆だけ、ディーラーも少ないですし、パーツもすぐ交換、とはいかないでしょう。

さらに、昔ならいざしらず、現代であれば「フィアット パンダ」と検索したら「トラブル」とサジェストは出るわけですから、「怖っ……やっぱ外車は止めよ…」となった人は多いと思います。私もスプラッシュを検討中に、懇意の整備工場の人に「トゥインゴとかいいんちゃいます笑」と言ったときに、「親も乗るなら絶対止めた方がいいです」と言われましたし。

また、カングーやベルランゴも、トラブルはさておき(ベルランゴとリフターはアイシンのATでしたっけ?)、やはり日本の道にはデカいです。乗ってしまえばあれだけ垂直な側面をしているので幅寄せは容易ですが、全幅1.85メートルとか新しいカングーは1.9!(たぶんサイドミラーの端から計測しているだけ……ですよね?)と聞いたら、5ナンバー信者じゃなくても「おお……」となってしまいます。

といったことを踏まえれば、「外車はおしゃれだけど……」という層を狙い撃ちにしに来たな、と私は見たときに思いましたし、絶対シートでガッカリ、乗ってガッカリとなるのは見えていても、心を惹かれています。

私見ですが、古のウィッシュも3面の寸法がストリームとほぼ一緒、というのはやり過ぎですし、言い訳もまた見苦しいもの(まぁ色々言い繕っていました)でした。



ただ、ストリームもオデッセイの小型版、といいつつも先例にイプサムやプレーリー(リバティ)もあった訳ですし、なによりもミニバンで名を売ったとはいえ、「ホンダぁ? 若者向けの車でしょ? すぐ壊れんじゃないの?」と思う層は多かった訳です。(まぁ、親のインテはヘッドライトのゴムパッキンが外れたぐらいで、妙に壊れなかったですね。ただ、VTECじゃないのにパクられかけましたが……)そういうときに、「トヨタのストリーム」を求める層向けにウィッシュは必然的に出ますし、売れるのも(今となったら)納得できます。



(「ポリシーはあるか」と煽る前に、開き直ってこれみたいに6座のスポーツ、とかにすれば……売れねぇわ)

同様に、明らかにアレなカルディナも、「レガシィもいいけど……スバル? なにそれ?」な層は買うわけですし、「ミニクーパーかわいい! ……けど壊れそう」な人はミラジーノ()を買うでしょうし、これまた言い逃れできないイタリアンコンプレックス全開のヴェロッサも、爆死はしたものの「アルファ156、格好いいけど高速でよく止まっているメーカーでしょ」な層は……これはB4買うか笑

繰り返しますが、今回のシエンタは明らかにマズいことをやっていますし、カローラといい、GR86(BRZ)といい「なかなかいいじゃん」となっていたところに
これで、「ほぉ~~ら、やっぱりトヨタだな!!!」と思いはしました。が、一方で車好きほど気合いが入っていないけどラテン系の車には憧れているそうにぶつけてくるトヨタに、「さすがマーケットリサーチは抜け目ないな」と改めて思っています。
まぁ、大矢氏のようにメーカーの区別無く批判記事を出してほしいものですね。



(次期型のアコード、何か……フォード・トーラスとアウディ・A7を思い出すのですが……気のせい? あと、もう輸入してくれ……ないでしょうね泣)

あと、欧州メーカーがやらかしていることもお忘れなく。







(誰も言いませんが、オペルはどの面下げてベクトラを出したのでしょうか? CDアコードはクーペとエアロデッキ(ワゴン)しか欧州に輸入されていませんが、BMWに強奪前のローバー600(中身はアコード≒アスコットイノーバ)にも類似していますが……。これもホンダ(ローバー)が悪いんですか? 1年前に出していますが)

まぁ、シエンタは発表前からスプラッシュやR1の総生産台数を超えているでしょうし笑、見飽きると思います。(カローラやヤリスも、見た目は好きですが、いかんせん台数が多すぎて見飽きたんですよね)まぁ、ラ○ズや○ーミーのように、命を刈り取るようなアレなデザインじゃないだけありがたいですね。

そして、元来のアンチトヨタは超えられないかな……。やっぱり300万出すなら快音を放つシビックのe:hevの中古を買いますし、やっっっっっっっとデザインがまともになるインプレッサスポーツ.aka「クロストレックのおこぼれ笑」(G4、やっぱり無くなるんでしょうか?)の六連星を初代インプのiマークに変えて乗るのもありかも、ですね。もしくは、FK7のMTとスプラッシュのオーバーホールしたものの「欧州生まれ日本車」2台体制、ですかね。

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Posted at 2022/09/06 23:55:42

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