ウインカーレバーの新品部品が届きました!50年以上前の車の部品がいまだにすぐ手に入るって、空冷VWはすごいですね。しかも高くない!ただし、この部品は大陸製なので、多少難あり(ディマーの接点がくっつきっぱなし)でしたが、そこは微調整で何とかなりました。テスターで導通を調べましたが、問題なさそうです。
ということで、ダッシュボードに付いていたウインカースイッチを外します。スイッチの穴は後から開けたものだと思っていましたが、形状や塗装の感じから初めから開けられている穴のようです。本来は何のスイッチが入っていたんでしょう???ご存じの方教えてくださ~い!(時計は以前に修理したものを付けています!)
いざウインカーのトグルスイッチを取ってみると、後付けのワイヤーで変な風になっていました。どうしてくれよう!と悩んで、ウインカースイッチの交換は中断してよく考えることにしました。ワイヤーをテキトーに切ってわからなくなると困りますからね。
・・・ということで、また細かい部分の修理をしていきます。後ろ側のモールも取ってみました。上のモールは例によって鉄板ビスで留められていましたが、下のモールは鉄板ビスはなく、きれいについていました。が、よく見ると両面テープでくっついていたのでした。
鉄板ビスよりは両面テープの方がまだましですね。上下のモールをよく見ると、裏の形状が違い、鉄板ビスで留めてあった方(写真の下のモール)は通常のモールクリップは使えないようです。クリップのシャフトの直径6.5mmに対し、クリップが入る隙間は4.5mm前後しかありません。今まで外したモールでクリップが使えないのは、今のところこの1本だけです。これは両面テープで止めるしかないでしょうかねえ?結局は新品モールを買う羽目になるのか・・・
そのほかに、かなりぐらついているサイドミラーの修理もしました。最初からグラグラしている鏡部分を外して、中のナットを締めればOKです。苦労してミラーを外すと前に修理した跡がありました(ミラーを割らないように外すのは大変でした・・・)。ナット緩みは再発するようなので、もう緩まないように接着剤メタルロックでくっつけてみました。
また、ステーの基部もガタガタだったので、空き缶を切ってスペーサーを作ってガタを埋めました。結局、半周だけのスペーサーでガタが無くなりました。メデタシ!
黒いバスコークが余っていたので、ミラーの全周をバスコークで接着しました。結果はこうなりました。ミラー面は経年劣化で汚いですが、ガタはなくなりまあ満足な出来です。
このカルマン君はいたるところに不思議な修理跡がありますね。とりあえずぼちぼち直します。ウインカースイッチをどうするか考えなくっちゃ・・・
修理は続く・・・
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カルマンギア | 日記
Posted at
2023/11/02 17:22:42