
フロント足回りで入院後の続報です。
入院先の整備工場から当日の第一報は「ナットが固着していて外れない。ハイルーセン吹き付けて一晩置いて再挑戦する。」とのことでした。
そして本日、再度連絡があったわけですが、ハイルーセン吹いて一晩置いたにも拘わらず簡単には緩まず、工具が壊れたそうです。(装着時に過剰なトルクで締め付けられていた?)
結局、めったに使用しない大型のエアーインパクトを引っぱり出してきて外したそうです。
バラした結果、アッパーマウントブッシュが劣化して痩せてたのは想像の範囲内だったのですが、その痩せ方がちょっと変わっていました。
夕方、私も見に行ったんですが、アッパーマウントブッシュの上側(車体と接触する側)が痩せるのがよく見るパターンだと思いますが、外したものと新品のブッシュを比べると、明らかにスプリング側(タイトル画像の傘状の下の部分)が見るからに縮んでいました。
何故そのような状態になったのかは、車高調本体を見て推測できました。
通常、車高調は車高を低くする事を主目的としていますので、スプリングの長さは弄らないことがほとんどだと思います。

ロアのロックシートを緩めて本体を回すことでBの長さを調節することで車高が変わりますが、今回外したものはスプリングシートを回してAの長さが極端に短くなっていました。
この画像はフィットのものではありませんが、これを正と仮定すると4/3~2/3位の長さ(見るからに短い)に縮められていました。
ちなみに、ロア側ロックシートはレンチを掛けた形跡がほとんどありませんでしたので、プリロードを掛ける云々は関係なく、スプリングを縮めて車高を下げたものと思われます。(7/9追記:スプリングを縮めても車高はかわりませんね。車高は吊るしの状態=40mmダウン)
つまり、理解不能の取り付け方がされていたということです。
車高調付きでの中古車購入なので、素人作業なのかどうかも分かりません。
今回の異音自体はアッパーマウントブッシュの交換で治まるとは思いますが、取り付け作業そのものに信頼が出来なくなったし、左リアの異音が元々ありましたので、4本全て交換する事にしました。
TEIN FLEX Z への交換も検討しましたが、外すBlitzに不具合があるわけではなく予備パーツとして使えるので同じZZ-Rへの交換にしました。
10万を超える出費になりそうですが、カスタマイズされた状態での中古車購入はこういったリスクがあるということが分かり勉強になりました。
おかげで、退院したら Blitz Damper ZZ-R のパーツレビューに投稿することができますわ(笑)
せっかく前後の減衰調整を試行錯誤して気に入るセッティング見つけたのに、フロントのスプリングがかなり縮められていたので、今のセッティングは参考になりません。
一から出直しです。めんどくせーな~
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2021/07/07 00:20:30