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この夏と冬は電力供給のひっ迫が懸念されています。こうした中、安定供給の切り札とされる公開されました。


御巣鷹山の地下500メートルに建てられたこちらの発電所。東京電力の子会社で東京電力リニューアブルパワーが管理する揚水発電所です。


揚水発電所があるのは上流部のダムと下流のダムの間。電力需給に余裕がある夜に電気を使って水をくみ上げ、電力が足りなくなると予測される場合に上流のダムから下流のダムに向かって水を流し、発電機を回すことで電気を発生させ供給します。


今年3月の電力需給ひっ迫警報が出た際や6月に注意報が連日出た際は
フル稼働し、1日におよび30万世帯分の電力を供給したといいます。


脱炭素の流れから火力発電所の廃止が相次ぎ、太陽光や風力発電が増えていますが、太陽光、風力発電は天候によって発電量が左右されます。


一方の揚水発電は、天候に左右されず安定して電力が供給ができるため
、電力需給ひっ迫時の切り札として期待されています。


経産省の予測では、来年1月と2月は電力供給の余力を示す予備率が1%台となり、安定供給に最低限必要な3%を切る、非常に厳しい状況で、揚水発電も活用したさらなる安定供給対策が求められています。

日銀の黒田総裁は11日朝の会議で金融緩和を続ける方針を改めて示しました。これを受けて、円相場は
1ドルー137台前半と24年ぶりの円安水準を更新しました。

物価上昇率については当面、エネルギーや食料品の価格上昇から、2%程度で推移するとみられる、エネルギーの上昇が弱まることで、プラス幅は縮小していくとの見方を示しました。


そのうえで、安定的に2%を超えるまで大規模な金融緩和を続ける方針を強調しました。

大谷翔平選手がオールスターゲーム投手部門に選出されました。2年連続、二刀流での出場となります。


メジャーリーグはオールスターに
出場する全選手を発表し、エンゼルスの大谷翔平選手は投手部門にリーグ推薦で選出されました。

ファン投票で選ばれている指名打者部門と合わせて、2年連続となる二刀流でオールスター出場となります
。

大谷翔平選手はここまで打者として
、打率2割5分6厘ホームラン19本。投手としては防御率2.44、現在は
8勝を拳げるなど5連勝中です。


オールスターは日本時間20日に開催されます。

週明けの東京株式市場は参議院選挙の結果を受けて、日経平均株価が一時、500以上、値上がりしました。


11日の東京株式市場は参議院選挙で自民党が大勝したことで政権基盤が安定すると見方から、幅広い銘柄で買い注文が入り日経平均株価は一時、500円以上の値上がりとなりました。

先週末のアメリカ雇用統計が市場予想を上回り、景気の後退への懸念が和らいだことも後押ししています。


長期安定政権が見込めることは日本株にとってはプラスとしています。

10日に投開票された参議院選挙で自民党大勝し、単独で改選議席の過半数となる63議席を確保しました
。
自民党は全国32の一人区で28勝と圧勝しました。

公明党は候補者を擁立した7つの選挙区で全勝しましたが、比例では1議席減でした。

与党としては76議席を確保しました。

一方、野党は立憲民主党が6議席を
減らして17議席となりました。

日本維新の会は比例で立憲を上回る8議席を獲得し選挙区4議席と合わせて改選前の2倍になりました。

国民民主党は5議席、共産党は4議席、れいわ新選組は3議席となっています。


社民党、NHN党、参政党はそれぞれ1議席を獲得しました。

今回の選挙で当選した女性は35人で、これまで最多だった2016年と19年の28人を上回り、過去最多となりました。


当選者数に占める女性の割合は28%で、3割には届きませんでした。