
僕がオデッセイを購入する時に購入候補となったクルマのなかに、フォルクス ワーゲン ゴルフ ヴァリアントがありました。
ん?オデッセイの競合が、ゴルフ?と思われるかもしれませんが基本的に運転が好きな僕にとっては、ミニバンを購入すること自体が想定外でした。
オデッセイの購入理由はまたの機会にするとして、今日たまたま社内でゴルフ7を見掛けたことから、ブログネタにしてみたいと思います。
ちなみに、僕は車関係のお仕事をしております。
詳細は省かせてもらいますが、残念ながらオデッセイのメーカーではありません(笑)
そんなお仕事柄、社内には国内外問わずに様々な車種を目にします。
いわいる、ベンチマーク リサーチという事で、他社の車両を徹底的に調査するためですね。
それはさておき、フォルクス ワーゲン ゴルフについて。
僕が現行型のゴルフ ヴァリアントを目にしたのは去年の東京モーターショーでした。
まずはデザインが逸品。
出過ぎず、引っ込みすぎない。日本車はどうしてこういうデザインができないものか?とつくづく思ってしまいました。ちなみに、トップの画像がそれそのものですが、Rデザインなので、日本に導入しているモデルとは若干異なります。
その当時は国産車を買うつもりが全く無かったので、すぐさま購入候補にあがり、近所のディーラーに配車されるのを心待ちにしてました。
そして、後日試乗する機会に恵まれました。
感想はボディ剛性の高さに圧巻。
現行型の前にあたる6型はよく乗る機会があったので、ゴルフのボディ剛性の高さは定評があったのですが、現行型はそれをさらに上回る感覚。
ゴルフ7ヴァリアントを試乗する前に、トゥーランを試乗したので、なおさらに際立っていることをはっきり確認できました。
恐らく、このボディ剛性には国産車のほとんどが太刀打ち出来ないでしょう。
感覚的な話ばかりでは、ただの外車信者に思われかねないので、ゴルフを含め、ドイツ車のボディ剛性の高さと国産車の違いについて少し補足します。
国産車のでボディ剛性を一番気にしているのはレクサスで、現行型はISは特にだそうです。
レクサスが特に力を入れているのが、ボディの骨格を繋ぐ際の溶接でレーザースクリュー溶接と熱硬貨接着剤。
簡単に説明すると、スポット溶接をより細かいスパンで行うことで、構造物の繋ぎをガッチリ固める工法で、熱硬貨接着剤はその名の通り、特殊な接着剤により固める工法。
しかし、以上のような工法はドイツ車では当たり前で、その更に上を行く工法がゴルフ7から採用されています。
それはレーザーシーム溶接と呼ばれ、構造物の繋ぎ目に沿って線を引くように溶接していく工法。しかも、幾重にも重ねた鋼鈑をいっぺんに溶接します。
レクサスでは細かい点を打つイメージに対して、一本の太い線を引くのがドイツ車。どちらが硬く溶接出来るかは、何となく想像が出来ると思います。
ではなぜ、レクサスも同じようにしないのか?
レクサスの答えは、ドイツ車方式では精度管理が難しいとのこと。
でも結局、最終的に国産車のボディ剛性を上げる為に特殊な工法を取り辛いのは、生産ラインの強い反発があるからだそうで、先のレクサスの熱硬貨接着剤についても田原工場からの猛反発を押し退けての採用だそうです。
国産車の生産ラインは工数や手間が増えること、メンテナンスに手が掛かる事を極度に敬遠します。
全く違う件ですが、その昔、僕個人も生産ラインとの争いに苦い経験があります(笑)。
話しが反れましたが、生産ラインの話をすると、ドイツでは手間が掛かろうがなんだろうが、本店の指示について来るそうです。
こうすればどれだけ良くなると言うことを理解して、きっちり職務に打ち込むとか。一見すると日本の話と逆に思えるようですが、ドイツではボディ剛性に重点を置くのは当たり前で、手間が掛かろうがなんだろうが、お構い無しだそうです。
これをレクサスの技術者の人が『お国柄です』とコメントされていたのには笑ってしまいました。
簡単に説明するつもりが長くなってしまいましたが、百聞は一見、、、ならぬ、一度のドライブにしかず?
機会があれば、ゴルフ7に乗られてみる事をお奨めします。
しかしながら、ここまで誉めちぎって、どうしてゴルフを買わなかったのか?
理由は色々ありますが、やはり家族持ちだと、、ね。。。
ユーティリティー重視となるとオデッセイの方が断然有利でした。
あと、今年の1月時点で納車がGW以降と宣告されたのも。。。
それほど売れ行きが良いそうです。
ただ、今回はオデッセイで正解でした。これはいつかまた別にブログを上げるとして、結論を言うなれば、オデッセイも結構気に入ってます。
最後に、フォルクス ワーゲンはグループ全体て世界第3位の売上げを誇るメーカーになったことの裏側には車の本質を研き上げてきた事にあると思います。
特に、燃費やエミッション(排気ガス)性能を重視しながらも、あくまでもドライバビリティにウエイトを置く姿勢に、日本車との圧倒的な差を感じます。
日本車はハイブリットを売りたいが為に、ディーゼルやダウンサイジングコンセプトに消極的とも言われてますが、まずは既存の内燃機関を正常進化させるドイツ車の考え方に大きく共感できるし、日本車メーカーもそうであるべきだと思います。
外車を横目に見ながら、歯がゆい思いをしてる人。
僕だけじゃないはず。
Posted at 2014/04/17 18:41:55 | |
トラックバック(0) |
車 | 日記