
私が考える世界一安全なバイク用ヘルメットはアライのフラッグシップモデルのRX-7です。
私は特にヘルメットコレクターだとは思ってなくて、新しいヘルメットを購入したからと、今までのヘルメットを捨てたくなかったからそのまま取っておいただけだと思ってくださいね。
アライのRX-7は1968年に日本初のフルフェイスヘルメットとして誕生してその後モデルチェンジを繰り返し、2015年に現在のRX-7Xが販売されています。
R=当時のフラッグシップモデル
X=当時のフルフェイスモデル
7=帽体の窓加工治具の型番
第1世代は1968年~1977年と販売期間は長かったものの中古市場にもほとんど出回ってなく、流石に私も持ってません。
第2世代のclc RX-7です。シールドがホックで止めるタイプで、何故か族ヘルって呼ばれてます。世界初のフルフェイスを作ったBELL のSTARⅡが人気で値段も STARⅡとほとんど同じで、RX-7の一つ下のX-75レーシングというRX-7の半額くらいで買えるモデルがあったのでX-75が売れていたみたいです。X-75でもスネル規格なので安全性能は十分高かったと思います。
なので、このRX-7でも現存数は少ないのでは?
続いて第3世代です。アライ公式のアライニュースで1981年にホルダータイプのシールドになって帽体がスーパーclcに進化して発売されたように思ってしまいますが、スーパーclcが開発されたのは1983年で、このシルバーのRX-7は帽体がclcのままです。おそらく第3世代には1984年~1985年にかけて前期型後期型が存在すると思われます。
これが第3世代後期のスーパーclcのRX-7です。コレは1985年製造です。
続いて口元にベンチレーションが付いた第4世代のRX-7Vです。帽体がclcです。第3世代でスーパーclcに進化したはずなのに、このモデルでclcを採用した理由がわからないです。販売期間も2年でRX-7史上一番地味なモデルだと思います。
第5世代のスーパーclc RX-7Rです。使い勝手が良くて気に入っていて同じモデルの黒も持ってます。
頭頂部に初めてディヒューザーが付いたRX-7RRです。確か夏季限定販売だった気がします。
RX-7RR2に進化してディヒューザーの形がカッコよくなりました。
第6世代のRX-7RR3です。内装を外して洗えるようになりました。RR3は2000年を境に前期後期型があるみたいでこれは前期型です。
RX-7RR3後期型です。口元のベンチレーションが変わったのと内装のチークパッドが変わってます。
RX-7RR3になってディヒューザー無しのRX-7もRX-7Rからモデルチェンジしました。名称はスーパーclc RX-7です。たぶんRX-7RR4が出るまで販売されたと思います。
RR4の前にSNCシグネットです。RX-7がRR4に進化する前にSNCっていう帽体の1世代限りの実験?モデルです。ディヒューザー付きのRRも販売されて、プレーンタイプのシンプルなシグネットは珍しいのでは?
ディヒューザー付きのSNCシグネットRRです。シグネットは販売されて直ぐに強度不足でリコールされてます。リコールは2000年9月以前のモデルでアライに送ると対策品のシグネットと交換してもらえたみたいです。
このシルバーのシグネットは2000年9月に作られているリコール対象なので今となっては逆にレアなのでは?
第7世代のRX-7RR4です。帽体がシグネット譲りのSNCになって凄く軽くなりました。デザインもカッコ良くて、私の中でコレがベストオブRX-7です。
第8世代のRX-7RR5です。ヘルメット下部の首周りが広がって空気抵抗と安全性が向上したみたいです。
第9世代最新モデルのRX-7Xです。全てが一新されてシールドの互換性がなくなりましたが、安全性を優先させるためには仕方ないですね。最新といっても発売されたのが2015年で9年目になるので、新型の登場が待ち遠しいです。
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2024/03/16 13:28:26