
備忘録です。
AndroidではOSの制限上48khz/16bit以上の再生がネイティブでは出来ません。
具体的にはPCで言うところのミキサーに当たる部分(「AudioFlinger」という)が上記のビットレートまでにしか対応しておらず、多くのハイレゾユーザーは泥スマホにDAC内蔵ポタアンを繋ぎ、外部アプリ(HF playerやUAPP等)を用いてそれを回避してる状況です。
が、ミキサー部を回避するので他の音源と同時再生が出来ません。スマホではあまり困りませんが、ナビでは音声案内等と共存できないのは不便で仕方がないかつ、youtube等の他のアプリの音声が出ない!なんてことが起きます(
都度差し替えるなんてことをすれば可能ですが…)。
…要はAndroidシステム系の音と、USB-DAC接続(ハイレゾ)の音が同時に出れば問題ないわけです。
私は力技で解決しました。

Androidシステム系は光デジタルへ、ハイレゾ音源はUSB系統で其々DSPに渡し、DSP内部でミキシングする。
でもこれで問題なく共存できました。
本当はAndroid内部だけで完結できれば良かったのですが、色々調べて実験してみましたけど無理でした。一部「AudioFlinger」書き換えなんて技を試す海外ニキもいましたが最悪泥ナビが逝くので冒険はできません…。

(問題なく96khz/24bit再生のまま、youtube再生やナビ音声も共存OK)
難点はこの方法に限りませんが、ハイレゾ再生アプリは泥ナビを想定してないためレジューム機能(エンジンOFF-ON後続きから再生する機能)はありません。
良くて曲の先頭から再生。悪いとアプリ要再起動。
それと私のDSPだと動作サンプリングレードが96khzで頭打ちの為、192khz以上の曲は本領発揮できません。まぁ普段よく聞く曲で192khzの音源なんて持ってないので困りませんが…。
あと最大の難点は高コストなところか。結局泥ナビ内蔵のタイムアライメント機能はハイレゾ再生アプリ経由では機能しないため、単純なミキサーではなくDSPの導入が必須となる(そこを気にしない位なら96khz再生なんて無用だろうし…)。
あくまで泥ナビと48khz以上の再生を両立したいという奇特な方向けです。
(ぶっちゃけ別途DAP用意したほうが絶対楽)
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Posted at
2023/04/05 15:51:18