実はローダウン以来、運転する度にイライラする日々が続いていた。
到底ドライブする気分にもなれず、腕の良いショップ探しに明け暮れる毎週末。
目的はただ一つ、アライメント調整。
当初、真っ先に頼りにしたのが、東京自動車エンジン。
国産車で世話になった際、とても良い印象が残っている。
比較的年配の熟練工2名の対応で、アナログな作業で技を感じる印象。
ところが最近TTを自社リフトに載せることが出来なかったとのことでNG。
次に期待したのが、オートバックス東雲店。
輸入車を多く取り扱っている点と、測定のみの場合\3,800という格安料金が魅力的。
ところが、国産アライメント測定機のG-SWATでは8J用の基準値が未入力との理由でNG。
尚且つ、Fリップが干渉してテスターに載せられず、どっちみちNG。
次に期待したのが、5x。
しかし、アライメントは外注とのことで、今回の目的にはちょっと・・NG。
うんざりしつつ、次は
ガレージウイングへ。
ここも以前世話になった店の一つ。アライメント測定に力を入れている店。
輸入車の取り扱いは希少だが、レース活動の支援など随所に技術力を感じる点が魅力的。
前回訪れたのは約10年前(byソアラ)
当時と比較すると、国産スポーツカーの人気衰退の影響が少し見え隠れしていた。
使用している測定機は国産のBANZAI製。オートバックスと同様に8J用基準値は未反映。
しかし対応可能とのことで、経緯を説明した上で作業を依頼。
ここでGの呆れた実態が明らかになった。
まず、テスターから降ろした後に、勘のみを頼りにトーイン調整を繰り返すなど、
有り得ない手法だった点。テスターを使いこなせていない証拠でもある。
実際、再測定した結果、特にリアのトーに大きな差異が発覚。
フロントは、マイナス(トーアウト)状態になっていた。
サーキット仕様ではトーアウトも使うとのことだが、通常は路面起伏の影響を受け易い理由で避けるとのこと。
Gいわく、±0に設定したつもりだったらしいが。
輸入車ショップで多用されているBOSCH製テスターはセンサー部が固定式なのに対して、
国産機はホイールを回転させながら測定し、同時に調整が可能だという。
サスに加重した上で調整することで実走行状態に限りなく近い状態を再現。
対してBOSCH製は調整時はリフトアップせざるを得ない為、加重状態と微妙な値ズレが生じ易いらしい。メカの技量次第なのかもしれない。
ここのテスターは、地上高5センチの車両まで載せることが可能。
フロントよりもリアのアライメントが、ハンドリングにより影響するという点も初めて知った。
前後共、+0.5(トーイン)の設定で決まり。
左右の車高差は2mmと完璧レベル。
早速、外環道を試走。
直った!!(泣)
真っ直ぐ走れる幸せ・・・
と同時に怒りが込み上げてきた。
帰宅直後、Gへ抗議の電話(激)
意外なことに、素直にアライメント測定分工賃の返金に応じた。
3回併せて10時間以上の時間を潰されたことを考えると、
返金+再測定分を請求したいところ。まだ終わってないぞ っと。
最低!アライメントもろくに取れない店★
Posted at 2008/02/17 02:02:57 | |
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