ご無沙汰しております。
生活環境にどうしても慣れない。仕事に対して、やりがいや達成感を感じる事が出来ずモチベーションが上がらない。その結果、精神的に病んでしまう。近くに親戚や良く知っている方も居なくて困った時に相談が出来ず、一人で生活する孤独感に耐えられなかった…等々、色々な要素が重なって心身ともに疲弊してしまい会社に行けなくなり7月の頭より休職する事に…
自分なりに考えた結果、地元に戻ってやり直す事に決めて、滋賀県から神奈川に戻ってやり直す事にしました。
今は心身共に安静にするように心掛けていますが、今まで培ったキャリアを活かし、やっぱり地元で整備士として復職出来ないかな?とか色々と考えて転職活動しています。
転職して人間関係や労務環境が改善したとはいえ、自分には研究開発職や慣れない土地での一人暮らしは合わなかったようで、これがかなりの負担になっていたようです。
という事で、休職中に今後のキャリアを漠然と考えながら、休職によって空いた時間を有効活用するべく、今まで興味がありながら時間の都合で諦めていた大型免許を取得するべく教習所に通い、本日、大型免許を取得しました!引っ越しの2日前ですが…

※画像はイメージです。教習車は少し前のいすゞギガ(恐らく2015年モデル?)のダブルキャブ車で7MT車です。見た目は消防自動車の先頭部分のような感じですが、フル加速時のターボが効いた「キュィィィ!」という音が格好良かったです!
これは色々と辛いことが多かった中でも、久しぶりに楽しく充実した日々を過ごせましたし、嬉しかった出来事でもありますね。
大型トラックの運転…これは楽しさと苦労の連続でしたね。
何せ全長11.2mの車体は、フレアさんの3倍近い大きさなので、とにかく少しハンドルを切っただけで大きく振り回されてしまって、クルマを運転するというよりも超大型の機械を操作する感覚でした。

※画像は指導員に撮影して頂きました。
教習車はなので当然MT車なのですが、弟のマーチニスモと比べてもかなりローギヤードで、トルクが強かったので殆どエンストの心配もせずにギヤをガチャガチャと操作しながら走るので凄く楽しかったです(路上で一度だけ停止線を無視した乗用車に焦ってしまってエンストしましたが…)
しかし普通車の1速の位置に2速が配置されており、それにあわせてシフトパターンが刻まれているので慣れないうちは頭が混乱してしまい、終いにはギヤ鳴りしながら1速に入ってしまって車体がガックン!と大きく揺れてしまい、「おい、これ1速やで!」と指導員に注意されてしまう事も度々ありました。
順調かと思われた大型教習ですが、卒業検定の時に何を焦ってしまったのかポールに当ててしまい、そこで試験が一発中止に…
1時間の補修と試験をやり直す事になりましたが、今まで順調に楽しく教習していたので本当にショックでした。
再試験の時は本当に緊張したのですが、指導員にもそれが伝わっていたようで試験終了時に「ガチガチやったで」と笑われてしまいましたが、再試験は完璧に出来たので良かったです。
転職して滋賀県まで来たのに何も成果が残せなかった…なんて事は回避が出来ましたし、今後運転できる機会があるかどうか分かりませんが、幼少期から憧れだった大型トラックを合法的に運転する事が出来るようになったので、もう夢が叶った気分です。
冒頭でも触れましたが、慣れない土地での慣れない一人暮らし生活は、何をするにしても大変で苦労の連続だったのですが、職場を含めて人には恵まれていたと思いますし、関西の言葉や文化も暖かみがあって、最初は「言葉遣いが汚いし、なんだか話し方や仕草も怖いな…」と思ってましたが、今では好きになりました。
職場だけでなく、教習所の指導員の方や病院の先生、スーパーの店員さんやディーラーのスタッフさんまで、滋賀県の方は人情が厚く親切で優しい方が多いと感じました。自分が言うのも難ですが、地元である神奈川の人々は、ここまで優しい人は多くないと思います。
地元で適性に合った仕事をこなしつつ、コロナが終息した後には、自分の第三の故郷として、いつか帰省みたいな感じで滋賀県に遊びに来れたら良いな…と思ってます。
滋賀県の魅力は琵琶湖だけでは語り切れない色々な見どころもあって、関西の観光地として京都・大阪も良いですが、滋賀県も関東人にお勧めしたいと思います!
ありがとう!滋賀県!この恩は忘れないぜ!
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Posted at
2022/08/08 23:59:13