大抵の人の場合レーシングスーツ(革ツナギ)や革パンは既製品だと多かれすくなからサイズが合わないものだけど
自分の場合これが極端で革ツナギなんかオーダーしないとまず合わない

夏場の暑いときなんか革パン履いて出かけたいが足はXLで長さがSとかそんなの履いたら間違いなくウエストが余ってしまう。ウエスト72とかに合わせるとまず着れない。
この写真も裸で着てるんじゃなくって一回インナースーツを袖に仕込んでツナギ被せて
内側からインナーのファスナー閉めるというめちゃめんどくさい行程じゃなきゃ
革ツナギすら着れない。
そのまま着るとダブダブに余ってしまうし腰から下にズレる感じがなんとも嫌な感じになる
そこで革パン履けるように改造を施す。
アレンネスレーシングスーツの2ピースとかタイチにしてもファスナーのついたタイプならベルトを通せるように裁縫することが出来る
(革ツナギも調整したけど)

ファスナーの型式というか呼びは
YKKファスナー 8VS-OP 長さは83cm スライダータイプTD
この8がサイズで他にもウェットスーツなんかでも大抵8のサイズ。
レーシングブーツでほとんどが6サイズ
Vはビスロン(樹脂)タイプでSはスタンダードの右挿し(正面から見て右にスライダーが残るタイプ)OPはオープンファスナーの意味
少し長めの85センチを注文して大体1000円程度
買ったファスナーに革パンを合わせると少し余るくらいなのでムシ止めを調節してぴったりに合わせる
Gパンのベルト部分を切ったものを用意して

ファスナーを縫い付ける
ミシンは職業用を推奨で糸のサイズは#20くらいでガンガン縫わないと強度の必要な部分なのでガッチリ。
ベルトのサイズが通るように調節して
通し部をつけて出来上がり


見てくれが悪いように感じるけど

基本的に革パン履かなきゃなんないほど暑いなんて時だから上に服を着ると言ってもメッシュジャケかモトクロスジャージなので隠れるので問題なし

スライダーシャーリング部(ストレッチレザー)もしっかり伸びてくれてるし
革パン履いてツーリングや峠って言うならこれが一番使いやすいかも
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Posted at
2021/02/04 16:50:17