2021年09月09日
ギア比の話(笑)
大半のかたには意味がわからないし興味もない、で?っていう話なんでしょうけどね、トルクとギア比ってのは深く関係してますので。
ということで、数字を集めてみました。
P300(ガソリン2.0L)
1速:4.714
2速:3.143
3速:2.106
4速:1.667
5速:1.285
6速:1.000
7速:0.839
8速:0.667
最終減速比:4.100
D300(ディーゼル3.0L-MHEV)
1速:5.500
2速:3.520
3速:2.200
4速:1.720
5速:1.317
6速:1.000
7速:0.823
8速:0.640
最終減速比:3.310
P400(ガソリン3.0L-MHEV)
1速:5.500
2速:3.520
3速:2.200
4速:1.720
5速:1.317
6速:1.000
7速:0.823
8速:0.640
最終減速比:3.55
ファイナル比がトルク順に並んでます(笑)
まあ同じ車の違うエンジンではそういうものですけど。
私のクロカン知識では、というか実際に20年とちょっと前にTJでやっていたカイゾウですが、ファイナルギアはノーマルが3.73で、まず手始めにダナのキットでローギア化して4.11にしていました。その後、35インチタイヤを履かせるにあたって、4.56に。ARBのエアロッカーだったかな?エアロッカーは4.11のほうだったかな?
20年以上前………あんまり覚えてねえや(笑)
35インチタイヤまでなら4.11でも特に不足なくいけるんですけど、当時は勢いというかとりあえずマッドボギンのために付けられるもんは全部付けとけっていう、カネに物言わせたカイゾウが趣味だったもので(笑)
テラフレックスで上げられるだけ上げて、と言ってもサスキットでは6インチくらいだったかな?そしてボディリフトで4インチ。ダブルカルダン、延長シフト。ラテラルロッドは37インチを履かせるためにスペーサーを入れたせいでフレックスの上限を超えたので、ワンオフで(笑)
リアのドラムをディスク化したのは私の車が国内初というか、モニター車でした。
メーター誤差は、当時は最新技術(笑)だった「増減くん」で修正。でもいろんな意味で危険なので60km/h以上出せないし、ハナッから車検なんて通らないのでほとんど無意味でしたけどね。
なつかしいなあ………でも今はもうあんなの乗れたもんじゃないわ(笑)
で?っていう話ですよね(笑)
要するに大径すぎるタイヤに換えるとハイギア発進と同じことになってまともに走らなくなる(トルクが足らなくなる)ので、ファイナル(デフギア)をローギアにして、タイヤまで含めたトータルの回転比をまともに走れるところに合わせてやる必要がある、という話です。わかんねー話ですよね、別にそれでいいです(笑)
では最後にディフェンダーのことを少し。
P300では1速をD300比で5%ほどローギアにして、出足を稼いでいます。D300はモーターアシストのトルクで出足を稼いでいるはずですが、2気筒分とハイブリッド一式の重量増でとんとんと言ったところでしょうか。ハイブリッドレスだったらもっと面白い車だっただろうに………ナントカキャップとかいう珍プレールールのせいでしょうね、ハイブリッドを載せたのは。
D300はP300比でトルクが5割以上も高いのに0-100km/hが0.3秒しか違わないのも、P300のほうが中間加速まではローギア化でトルクの低さを補っているから、というわけです。
100km/hのエンジン回転数は8速でP300は1,650、D300は1,350ですが、この辺は片方がわかればギア比計算で回転数もわかります。もっと言うと、タイヤ外径とか色々複合的にあれこれやれば、全部計算でわかりますけど(笑)
ギア比の重要さをおわかりいただけたでしょうか………どうでもいいですね(笑)
でもトルクで劣るP300が650NmもあるD300比でもそんなに遅くないのは、重量差だけじゃなくてギア比のおかげでもありますからね………どうでもいいですね(笑)
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Posted at
2021/09/09 23:37:46
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