
私が小さい頃は春の風物詩などと言われ大陸からの季節の使いのようにさえいわれていた「黄砂」。
このブログを書き始めたころはマイランダーも新車で、黄色く染まる光景に恨み事を書いたりもしましたが、ここのところ季節を問わず降りかかってくるのであまり気にとめていなかったのです。
でも、この連休に撮った写真をPCに取り込んだ際に、過去の写真を整理がてら眺めてみると、黄砂が数年で激しく増えていることに改めて気づきました。
私の家族がGWに家族旅行を始めたのは、事情によりこの時期の他の行事が無くなった2005年からで、その頃に行った先の風景写真には遠くの山々がはっきり写っています。それでも当時は「かすんでるねぇ」なんて言ったんです。それが、年を追うごとに風景写真の背景がかすんで見えなくなっていることがよくわかります。
今年に至っては旅行で行った長湯温泉からの九重連山はおろか、今日は家から毎日見ている山の稜線が判らないほどにかすんでいて…
もうこうなってくると季節の使者とかいうものではなく、災害に近いものではないかとさえ思えるほど。
急速な発展を続ける中国において、代償とばかりに進む砂漠化の象徴なのでしょうか。
何か自然から警告を発せられている気がしなくもないですね。
Posted at 2011/05/04 22:29:54 | |
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なんでもない日常 | 日記