2009年01月21日
年も明けて早20日。
私のいる会社はこの時期来期の予算編成をおこないます。
来年度の構想を練るわけですから、当然組織体制や人事体制なども話題になるわけです。
実際の組織変更や人事異動案が固まるのは2月下旬から3月初旬なので、まだまだ先の話なのですが、この予算編成を契機ににわかに出現するのが『影の人事部長』。
毎日どこかで行われている飲み会では、その部署ごとに人事案や組織案が披露され、いくつかはまことしやかに流布されていきます。
“俺が考えるに来年は、○○が異動だな”
“いや、俺が仕入れたネタでは、組織ごと変更されるらしい。この前も総務が社長と話していたらしいぞ。”
…まぁ、噂話や酒のつまみ程度の話なら良いのですが、過去には真に受けた人が当事者の若者に本気で『送別会してやるから』なんて言ったので、信じ込んだ当人、彼女にそれを告げ振られてしまったなんて洒落にもならないことが起きてたりします。
私、過去何年もこの“異動者リスト”に掲載されたのに一度も異動していません(-_-;)
もう10年以上もこの時期予算編成のとりまとめを行う部署におります。(そろそろ異動したい…)
私達とりまとめを行う人間にとって意外と困るのがこの影の人事部長さん。
なぜって予算数値を確認していて一番合わないのが『人員数』だからです。
私『ねぇ。今さ、在籍人員何人だっけ?』
Aさん『○○○人ですよ』
私『・・・・』
Aさん『何人いるんですか(^_^;)』
私『3人行方不明(-_-;)』
利益や経費はどこぞに入れることも削ることもできますが、「人」はそんなわけにはいきません。一所属ずつ繰り返し実在人員との照合が行われます。
実在人員とちがう所属を洗い出し電話。
私 『あの、予算の人員数が現状と違いますけど?』
相手『ああ、一人異動だって聞いた』
私『いえ、人事異動についてはまだ会議も行われていません。今伝わっているそれはデ
マです。すぐ修正して下さい』
相手『そうなの?うわ、売上も変更しなきゃ><』
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毎年こんな会話が繰り返されています。
そして今年も間もなく同じことを繰り返すでしょう… (/_;)ハァ
Posted at 2009/01/21 23:36:50 | |
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なんでもない日常 | 日記