2022年12月02日
『それから』
納車当日。とうとう今日から私の車だ。
胸がはち切れんばかりに心が躍っていた。
積載車から降ろされて、引き渡しが終わり、軽く走りに出る。
ハンドルはパワステついてないよねってレベルで重たいし、クラッチは強化クラッチ?ってレベルで硬い。思わず笑ってしまった。
なんて楽しいんだろう。
車に乗っている、そう感じた。
現代の車は快適だ。どんどん進化している。
乗りやすいように、使いやすいように。でもそのやたら有り余る便利なスイッチをきちんと活用できている人は、果たしてどれほど居るのだろうか。
そのボタン何ですか?と聞かれて全員が答えられるのだろうか。
自分が運転をしている楽しさは今の車では体験出来ない。
余計な装飾は要らないと思う。私はこの不自由さがいい。
変わってるねと言われるけど、人間である限り皆どこかおかしいものだ。
私だけの要塞を手に入れたいま、怖いものなんてない、どこへだって行ける。
Posted at 2025/08/29 12:50:59 | |
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2022年11月03日
『買うまで』
いつからか私は、クーペタイプの車に憧れるようになった。
条件としては丸っこいMTで、可愛いけど強そうで、他人と被らない車種。
(実はもっと昔、街の遊撃手。に乗りたかったのはまた別の話…)
セリカ、サイノス、30ソアラ、デルソル、カリーナED、、
あ‥書いてる内に他のも欲しくなってきちゃった(浮気)
とにかく予算内で買えて、自分で維持が出来る範囲の車を探した。
私は整備に詳しくないから、出来る限り状態の良い個体。歴無しでエンジンに異常がなく、下回りが腐ってないもの。
そうして見つけたのが今のセリカだった。
元々205ではなく、202の方がエアインテークやグリルがなくて顔がかわいらしいからという理由で探していたのだが、なんとサンルーフ付きで同じ生まれ年ではないか。何かにぶつけたのか少し補修跡はあるがフレームに曲がりはないし、変に弄られたりもしていない。
これは運命かもしれない。
迷いに迷って電話をかけると、なんと明後日現車確認しに来る人が居るらしい。
やばい。これはまずい、非常に焦った。しかし新潟から千葉まで行ってる余裕はない。電話口で状態を確認し、えいやと勢いで申込む。
人生で初めての大きな買い物だった。
ローンレンジャーにはなりたくなかったので学生時代からの貯金を全て投入。どうせ明日も生きてる保証はないし、老いた後に2千万があってもあの世には持っていけないし、楽しみは若いうちに消費してこそではないか。日割で考えたら安いしな、そう色々と言い訳を並べ立てて凍死寸前の懐を慰める。
人生は一度きり。
とはよく言ったもので、セリカを買ってから、私の人生は明るくなった。
Posted at 2025/08/29 12:49:28 | |
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2022年10月06日
『はじまり』
丸目四灯が印象的なスペシャリティカー、6代目セリカ。
2022年3月18日に私の元へやってきてくれた、かわいい我が愛車。
現在は街中でも殆ど見かけることはなく、中古市場でも弾数は多くない。
MTとなれば尚更で、こんなに状態の良い個体に出会えたのは、まさに奇跡としか言いようがなかったと思う。
私がこの車を選んだきっかけは大学時代、富山県に行ったところから始まる。
授業の一環の遠征先で出会った人が、昔は光岡自動車というメーカーで働いていて、オロチという車の製造に関わっていたらしい。その名の通り大蛇を模した有機的なデザインのスーパーカーであり、設計はこうで、ボディはこうで、内装は、乗り心地は、ヘッドライトにはラインが入っていて、本物の蛇のようなデザインで、、話を聞けば聞くほど魅力的に感じた。
私もいつかオロチに乗ってみたいと思ったけれど、お値段もスーパー高く、気軽に手を出せる価格帯ではなかったので憧れの車として今も慕い続けている。
偶然にも県内の駐車場に停まっているオロチを見付けた時は、本当に目を疑った。オーナーさんに話を聞くと、年に2.3回しか乗らないらしい。出会えたのは、なんという幸運か!
舐めるように眺め回し、写真もたくさん撮らせて頂いた。嬉しくて嬉しくて出会えた事に本当に感謝したし、オーナーさんが優しい方でよかった。
オロチを知らなかったら、セリカにも乗っていなかったかもしれない。
あの時高岡でもらったオロチのトミカとシリアルナンバープレートを、今でも私は大切に持っている。
Posted at 2025/08/29 12:43:01 | | 日記