
バイクのタイヤ交換を行なっている途中ですが、悩みまくったり悔しかったので記録に残しておきます。
4月1日(金)
在宅勤務だったので、以前からやらなきゃと考えていましたタイヤ交換を行いました。
外部の借り駐輪場から、住んでるマンションの来客駐車場に移動して作業を行います。
工具やグッズはある程度揃えていましたので作業の取り掛かりは順調でした。
①リアスタンドでスイングアームを上げる。
②フロントスタンドでフォークを上げる。
これで車体が浮いてホイールの取り外しが出来るようになります。
④ブレーキキャリパー、アクスルシャフトを外して前ホイール、後ろホイールを外します。
⑤ホイールからエアコアを外して空気圧を大気圧に戻します。前後とも。
※コレが後悔ポイント1でした。
⑥ビードブレーカーにてリアタイヤのビードを両面落とします。
ここまでは本当に順調でソッコーでした。
⑦タイヤをホイールから外す
コレが本当に出来なくて半日掛かりました。
タイヤレバーは3本あります。ビードワックスもあります。
しかしながら、本当に硬くて片面で半日掛かりました。ここまで鈍臭いのは自分だけでしょう…
そして反対側を外そうとしても全く外れません。
表面と同じようにレバーで頑張ったのですが、タイヤ(ビード)の中にホイールが入ってしまい、戻すことも外す事も出来なくなりました。
※コレが後悔ポイント2です。
ここで1日が終了します。
来客駐車場は予約制でしたので、移動させなくてはいけません。
そこで放置していたフロントタイヤを車に乗せて近くのガソリンスタンドへ空気を入れに行きました。本当に無駄な動きです。
日没で焦っている中、ガソリンも貴重な時間も使いました。
その後はフロントホイールを取り付けします。
やっとの思いでフロントスタンドを外して、徐行でリアスタンドを引っ張りながらマンションの端っこに移動させます。
※邪魔にならない所に。
4月2日(土)
早朝からスタートします。
家族との用事があったので6時からチャレンジしましたが、やっぱり外せません。
⑧タイヤの切断
1時間以上やってもダメなので最終手段として工具で切る事にしました。
1.配線用中サイズニッパーでは刃こぼれになっただけでした。
2.電動の丸ノコ。これで切れました。
※コレが後悔ポイント3です。
タイヤってめちゃくちゃ柔らかいのですが、ビードだけはワイヤーが入っているので火花散りまくりです。
それをやると丸ノコの歯もこぼれ、ビードを切り切る時に衝撃が走りました。
ガンっと鳴り、ホイールが3ミリほど削れました。めちゃくちゃ後悔です。
たしかに球数は多い車種ですのでホイールも出回ってますが、本当にくだらない傷です。
でも、そうでもしないとタイヤを外すことが出来なかったのです。
⑨タイヤを外します。
タイヤを切ったので余裕!と言いたいところですが、それでも硬くて全身を使って力技です。
タイヤってすごいシッカリとハマっている事が分かりました。
⑩タイヤのはめ込み
ホイールとタイヤにワックスを塗りたくって力技ではめ込みます。
片側はハマりました。
ココで用事のため部屋に戻ります。
夕方16時戻って来ると張り紙が…
「早急に移動してください」
管理人は土日で居ないので住民です。
悪いのは自分ですが、動かせないの解ってるだろう…
タダでさえ上手く行ってない焦りに加えて、八つ当たり的な怒りが込み上げて来ました。
とりあえずバイクの駐車場が増設される事が決定していますので、これからはいつも以上に暖気とかアイドリングをシッカリやろうと思いました。
⑪ビード入れ
コレも出来ません。全体重かけて足でもレバーを抑えて全身プルプルなのですが、タイヤビードの1/3がどうしてもホイールに入りません。
どこかをハメていけば左右のどちらからビードがホイールの外にジワジワと戻ってしまう状況に陥りました。
レバーの入れすぎ、力技で既にリムが塗装ハゲまくりです。※後悔ポイント4です。
ココで張り紙の事もあり、日没の事もありタイムリミットです。
急いで近くのバイク屋さん何軒かに電話して、すぐにやってくれる店に行きました。
自分がどれだけ頑張っても出来なかった作業を2分で終わらせます。
やり方は違うのでしょうが、ワックスとレバー(しかも1本)でアプローチは同じです。
プロはすごいと思ったと同時に、なにも出来ない自分が悔しかったです。
タイヤのはめ込みと廃棄タイヤ1本で税込2,800円です。
アドバイスとしては、いきなり太いタイヤや17インチと言ったサイズは難しいとの事でした。
原付などのタイヤ交換の経験もない事を見透かされました。
フロントタイヤはまだ古いタイヤのままですので、近々、必ずチャレンジです。
保険は出来たので次こそは必ず成功させたいです。
ここで逃げたらずっとプロ任せになると思います。何も出来ない自分のままで終わる気がして仕方ありません。
苦労した先に見える景色があると信じて。
リアホイールとリアタイヤの一部、そして心がボロボロになった32歳の春でした。