
1、株式会社KEN OKUYAMA DESIGNについて
kode9GT(新型)は、フェラーリ・エンツォフェラーリやマセラティ・クワトロポルテ(5代目)などをデザインした経歴を持つ奥山清行氏によってデザインされた車です。
同社では、車のみならず、鉄道車両、船舶、トラクター、高級家具、メガネや時計などの日本の工業製品のデザインもしております。
この車は、株式会社KEN OKUYAMA DESIGNの山形工場で製作されたものです。
2、kode9及びkode9GTについて
(1)kode9はロータス『エリーゼ』のシャーシを流用しているが、「サスペンションは全く違い、エンジンはホンダK20エンジンにHKSのスーパーチャージャーを搭載し、300馬力近くを発揮。車両重量はおよそ780kgだ」という(Responseの内田俊一の記事による)。
https://response.jp/article/2018/06/28/311320.html
(2)kode9GTについては、ロータス『エキシージ』をベースに制作されている(wcbCGの関氏の記事による)。
①株式会社KEN OKUYAMA DESIGNにより2016年10月13日に世界初公開されたkode9GTは、『エキシ-ジS』がベースとなっている。
https://www.webcg.net/articles/-/35292
②kode9GT(新型)は、ロータス『エキシージスポーツ410』、『エキシージ スポーツ 420』又は『エキシージカップ430』をベースに、後部トランクの廃止、外装の全体的軽量化、内装の簡素化の維持、不要な機器撤去などにより、50キロ以上の軽量化がなされている。
kode9GT(新型)はエキシージよりもボディがワイド化されており、それに伴って、トレッドが広がり、高性能なサスペンション等(ナイトロン製の3段階調整式ダンパーを含む)の微調整が行われたためにより安定している。加えて、エンジンや吸排気系(空冷式インタークーラーから水冷式インタークーラーへの変更)などもチューニングし直されている(約475馬力/ 490 Nm以上)。
上記の性能向上に伴い、kode9GTの空力も見直され、kode9GT(新型)はフロントマスクの改良(エアインテークの追加)、専用リヤウイング装着している。リヤウインドもガラスからカーボンパーツに軽量化のために変更している。
kode9GT(新型)は、ロータス『エキシージスポーツ410』、『エキシージ スポーツ 420』又は『エキシージカップ430』の長所である日本車同様の信頼性も継承しており、維持費も安く、日常でも利用することができます。
また、kode9GT(新型)は屋根を取り外して、オープンカーとしても利用できるように車検登録されている。
3、結論
信頼性の高い経済的な日本製スーパーカーです。