半年間使った4800万画素のスマートフォンMoto G8 Plusのカメラ機能について評価・考察した。
【結果】
・Moto G8 Plusは中堅機種としては画質が優れている。スナップ写真には十分に実用レベルである。
・旧Xperiaの高級機(2000万画素・カール ツァイス単焦点レンズ)より解像度が低い。(ただしXperia現行機種は12M画素)
【原因の考察】
1)レンズの解像度・質の違い
2)カラーフィルターが12M画素でこれをソフトウエアで並べ替えをする為、計算誤差が輪郭のブレとして見える。
3)48M画素メインセンサーは20M画素センサーより開口率が小さくノイズが多い。
ソニーの48M画素センサーは同色のカラーフィルターを4画素1セットにした実質12M画素のカラーフィルターQuad Bayer配列を採用している。受光センサは48M画素有るが、カラーフィルタは12M画素。 これをソフトウエアで並べ替えをする。画面を拡大すると、この処理による誤差が輪郭のブレとして見える。
カラーフィルタは1画素4色に塗り分けるため、画素を土手で区切り、その中に色素を注入する。インクジェットプリント方式などが使われるが、0.8μmのピッチは生産技術上は困難でコストアップ要因である。そこで、12M画素カラーフィルタと組み合わせたと推定する。
なお、Moto G8 Plusには低照度モードがありノイズを減らすため、12M画素として動作する。
【元画像】

【moto g8 plus画像拡大】

【Xperia画像拡大】

Posted at 2021/02/01 11:30:57 | |
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