
2019年10月、転勤で山口県から茨城県の今の住まいに引っ越してきました。以来、コロナの影響もあって(←若干コジツケ)延び延びになっていた登録ナンバー変更。昨日1月25日、ようやく山口→土浦ナンバーに変更手続きが完了しました。もちろん個人でやりましたよ。だってディーラーに頼んだら4万円も取られますからね…。
せっかくなので、実際の変更を他の方の参考のために、注意点を含めて書き留めておきます。
1. 用意するもの
・車庫証明 ・住民票 ・希望ナンバーの予約済証 ・申請書 ・手数料納付書 ・自動車税申告書 ・ドライバーセット ・平日の時間(休み)・やる気
■車庫証明
地元の警察署に行って用紙を購入(タダじゃないんですね。60円でした)。用紙購入の際、駐車場が自分の家か借地かを聞かれるので要注意。
必要事項を記入。自宅の位置の地図はGoogleの地図を別に用意して添付してもOK。うちは借家なので大家さんの承諾書をいただきます(1,100円。これは安い方で、5,000円取る大家もいるとか)。
警察署に2,100円の印紙を購入して提出、渡された引換証に書かれた日付以降に取りに行けばOK(提出から4営業日以降)。提出、引き換えは昼休みもOKだったので、うまく時間が使えました。引き換え時にステッカー代500円かかります。
■住民票
マイナンバーカードを持っているので、市役所の自動発行機で取得(400円)。
■希望ナンバーの予約済証
希望ナンバーで番号を変えたくなかったのでインターネットで申し込み。以下のアドレスにアクセスして申し込みます。
希望ナンバーの受付が完了すると、メールが来るので、ネットバンキングをやっていれば記載のサイトにアクセスしてペイジーで支払いが可能。料金4,350円+手数料220円=合計4,570円。申し込みから7日目でナンバー変更可能でした。
メールに届く予約済証発行用QRコードを印刷して当日持参。スマホ直接でもOK。
■申請書、手数料納付書、自動車税申告書
都道府県によって様式、記載方法が若干異なるようです。今回は事前に
陸運支局土浦自動車検査登録事務所に行って用紙をいただき、書き方をチェックしてきました。
結果としてはそれがスムーズな作業につながりました。
申請書:登録事務所にあります(
関東運輸局のHPからもダウンロード可能(第1号様式です)。転居でナンバーが変わるときは変更登録。書き方は写真の通り。なお、車体番号下7ケタを記入とありますが、私の車は6ケタ。6ケタで記入して提出時に聞いたらOKでした。どうも-(ハイフン)以下の番号を最大7ケタで書けばよいようです(ここが都道府県ごとに異なる感じ)。また、住所コードは
インターネットで検索して記載すればOK。
手数料納付書:ナンバーセンターの窓口⑧でお願いすれば用紙をくれます。そのとき申請手数料350円分の印紙をその場で購入して貼り付けておいてもらうと、当日楽です。記載方法はネットで紹介されている通りでOKでした。
自動車税申告書:手数料納付書と一緒にもらえます(記載台にもあり)。ネットの記載例でおおむねOKでしたが、当日1カ所記載漏れがあり、加筆して提出。
■ドライバーセット
ナンバーの取り外し、取り付けに必要。ナンバーセンターでも借りることができます。
■平日の時間とやる気
登録事務所はお役所なので平日8:45~11:45, 13:00~16:00のオープン。平日の時間とやる気は必須条件です。
2. 当日の手続きの流れ
土浦の登録事務所は、関東でも1, 2を争う混雑で有名とのこと。何曜日に行くか悩むところですが、マツダディーラーの担当の方から聞いたコツだと、トヨタ系ディーラーが休みとなる火曜日は比較的すいていてねらい目とのこと。が、私は都合で月曜日に行きました。
朝、受付開始5分前の8:40に到着(以下写真は一部加工してあります)。
朝早いとあって、ガラガラ。

建物の配置図を確認。用事があるのはAとCの建物。
門から入って左側の建物Cのナンバーセンターに車を停めます。車が多い時は、周囲の例にならってまあ適当に。
ナンバーセンターに入ってすぐ前、一番左のカウンターで、印刷してきた希望番号のQRコードを提示、希望番号予約済証をいただきます。
登録事務所(建物A)に移動。
入ってすぐのところに用紙が置いてありますが、その奥の番号発券機で番号を取り待機。
番号が呼ばれたら、自動車税申告書を除くすべての書類を提出。
引換証がもらえるので、再び番号が呼ばれるまで待機。
10分ほどで新しい車検証が出来上がり、番号が呼ばれるのでその場で名前と住所を確認(間違いがあると面倒です)。
続いて車に戻り、ナンバーを取り外し。フロントはねじを外すだけ。
リヤは封印をはがす必要があります。ネットでプラスドライバーで思いっきりぶち破ればOKという記事を見ましたが、実際にはマイナスドライバーでこじ開ける感じの方がうまくいきます。
ナンバーを外した状態。ナンバープレートがあった場所をきれいに拭くのもいいですね。
外したナンバープレートを持ってナンバーセンターへ。登録事務所でもらった書類に自動車税申告書を添えて提出。ここで新車検証はいったん回収されます。
と、ここでトラブル発生。旧所有者住所が記載漏れで記載してほしいとのこと。って、旧車検証はすでに回収済みで住所が分かりません。自宅にあった旧車検証のコピーを妻に確認してもらって記載。でも、後で考えれば古い車庫証明とか自賠責保険の証書とかでも確認できたはずで、慌てることなかった…。
そのあと、受け取った書類を隣の窓口に提出、旧ナンバーと引き換えに新ナンバーの交付を受けます。
窓口で取り付けビスと封印台座をくれるので、取り付けます。封印台座の取り付け位置に注意(左上です)。
取り付けが終わってそのまま待っていると、係の方が新車検証を持ってやってきて声をかけてくれます。車検証の車体番号と本体の車体番号が一致するかの確認です。多くの車はボンネットを開けたところに車体番号がありますが、ロードスターは運転席のカーペットの「VIN」と書かれたところをめくるとあります。
係の方が確認されてOKだと封印を入れてもらえます。そこで新車検証を受け取ってすべて完了!かかった時間はわずか30分。混んでいると、こう上手くはいかないそうです。
ナンバープレートが新しくなって、再び新車に乗っている気分です。ちなみに、今回、希望ナンバーを取得しましたが、ひらがなの部分も同じという運の良さ。覚えやすくて助かります。
3. かかった費用
・車庫証明 用紙60円、申請料2,100円、ステッカー500円 計2,650円
・住民票 400円
・希望ナンバー 4,350円、振込手数料220円 計4,570円
・登録料 350円
合計 7,970円 … ディーラーに頼む(約4万円)より格段に安く上がりました。
4. その他
・変更登録終了後、ETC再セットアップをカー用品店(YH)で実施(3,300円)。
・自賠責保険の住所変更もできることならやった方がよいが、今年11月車検なので、機会があればってことにしておきます。