カーセンサーに赤いGH型の6MTが載りました。2008年の25Sで、写真では内外装ともきれいです。走行距離は9.3万kmで、マイカーよりもちょっと少なめ。50km離れた中古車店まで見に行きました。
お目当てのアテンザは店から離れたバックヤードにあり、店長さんに連れていってもらいました。太陽の下で眺めるベロシティレッドはキラキラしていて、傷はあまりなさそうでした。どことなくオレンジがかっていて、色が薄めに見えるところもありましたが、15年も経過すれば仕方ないかもしれません。販売当時のアルミホイールを履くなど、外観はフルノーマルで、年式相応にフロントライトは曇っています。
内装の一部に擦れや傷がありました。マイカーとは型式は異なりますが、ドライバースシートの印象は似ていて、シートポジションにも違和感はありません。ブラックアウトメーターは青系で、GG型の赤文字とは異なる雰囲気です。エンジンをかけずに動かすシフトレバーはスムーズで、GG型の6MTよりもしっかりした印象です。シフトノブはいかにも硬質で、もう少しソフトな方がいいと思いました。
後席やラゲッジルームも、GG型に似ていましたが、後席の頭上スペースは少し狭くなったように思いました。
バックヤードは狭く、ほんの1mだけ前後に動かすことができました。ロングストロークの2.5Lのエンジン音は、静かに思えました。クラッチの接続は先日のGG型6MTよりも自然でした。幅広センターコンソールの助手席側にあるサイドブレーキはいかにも遠く、より頻繁にお世話になるMT車でこの位置なのは明らかに不便です。スロットルの敏感さやリニアリティまではわかりませんでした。
店長さん曰く「赤は色が焼けやすいです。普通はルーフやボンネットが先に傷みますが、これは他よりきれいなので、塗り直したものと思います。」確かにこれらはきれいで、ピラーやフロントフェンダーの方が薄く見えました。「色が気になるなら、その部分だけ再塗装するのもいいのでは?」と提案がありましたが、うまく色合わせできるのでしょうか?
先日対面したGG型6MTより新しいモデルで、年式も1年新しいはずでしたが、内外装はこちらの方がやや古い印象を受けました。さすがに15年以上経過している中古車では、内外装を気にしてはいけません。赤い塗装は今でも劣化が早いようなので、なおさらです。
今回も決定打に欠けたので、乗り換えや、比較のための2台同時保有という決断には至りませんでした。さらに古いマイカーに戻ってみると、この方が新しそうに見えました。
ブログ一覧 | クルマ
Posted at
2023/05/02 14:17:04