
10月末に母を連れて蔵王を再訪しました。今年の猛暑を考慮して、昨年より一週間遅れの訪問を計画しましたが、雨天のためさらに一週間遅らせました。今回も息子と合流し、2台目デミオで上りました。
蔵王温泉からはさっそく中央ロープウェイに乗りました。昨年は標高が上がるにつれ紅葉が鮮やかになりましたが、今回は麓から色づいています。冒頭の写真はロープウェイからの眺めで、その影が映っています。ただ、上るにつれて色は褪せてきて、枯れ枝が目立つようになりました。

鳥兜駅からの眺望では、紅葉の色彩は既に失われ、赤茶色の葉と枯れ枝が支配していました。素人の写真では、枯れ枝の白が妙に目立ちます。ここからドッコ沼に下るリフトは既に営業終了し、工事が始まっていました。曇天で気温も低かったので、この景色を眺めるだけで満足することにしました。
蔵王温泉まで降りると、ちょうど紅葉が盛りでした。母を連れて歩き回るわけにはいかないので、クルマで裏道を移動しながら、適宜降りて景色を楽しみました。蔵王温泉は県道から奥に拡がっていて、意外にも曲がりくねった山道です。ここでは山の遠景ではなく、鮮やかな赤や黄色がごく身近に見られました。木々は一面に紅葉しているのではなく、緑の葉も含めさまざまな色が重なっていて、それらモザイクのコントラストが楽しめました。
宿泊したリゾートホテルからの近景も、ゆっくり眺めました。ここも色彩のモザイクでした。
蔵王温泉と猿倉を結ぶ蔵王ラインはみごとな紅葉道路で、窓を開けて往復しました。後続車はそのつど先に行かせ、スローペースで景色を楽しみました。最後は鴫の谷地沼(しぎのやちぬま)に初めて乗りつけ、蔵王の紅葉との別れを惜しみました。
蔵王の秋は、昨年よりも一週間ほどの遅れでした。狭い山中で2台目デミオを満喫し、コンパクトなMT車の楽しさを再認識しました。狭いところに気兼ねなく入っていくには、Bセグがよさそうに思いました。帰りにわがアテンザに乗り換えると、穏やかな乗り味と安定感に安堵し、渋滞もあったロングドライブでは低燃費運転に挑戦しました。
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2023/11/18 20:45:13