
GG型アテンザに装着した燃費計の瞬間燃費(km/L)を眺めることにより、次のようなことがわかりました。「ごく当たり前!」のものもありますが、数値を見て改めて認識しました。
暖機時は、アクセルを踏んでも踏まなくても、瞬間燃費は著しく悪い。
特に冬は暖機に時間がかかり、加速するにはアクセルをかなり踏み込むことになるので、一層悪化していると予想されます。
加速時の瞬間燃費は、驚くほど悪くなる。
これは仕方ないことですが、km/Lの数値はかなり小さくなります。既に控えめな加速をしているので、これ以上遅くするわけにはいきません。
減速時の瞬間燃費は、見たことのない高い値を示す。
このクルマの4ATは、4速ロックアップの状態を除き、アクセルを離すとエンジン回転はアイドリング状態まで落ち、車体は空走するタイプです。そのときの燃費表示は容易に40km/Lを超え、60km/L超を示すこともあります。こんなに大きな値を見るのは新鮮です。
1500rpm超でエンジンブレーキを効かせると、燃費表示は99.9km/Lとなる。
このクルマのエンジンブレーキは、1500rpmあたりまで下がると弱まるように感じていたので、これと整合しています。これを超える回転数では、燃料をカットしているのでしょう。
定速走行時の燃費は、予想よりも少しよさそう。
80km/hの速度では、瞬間燃費は20km/Lあたりです。速度60km/hではもう少しよさそうです。
空走時の燃費は速度に比例する?
空走時のエンジンはアイドリング回転数であり、これは60km/Lあたりまでは速度によって変わらないという前提を置くと、時間あたりの燃料消費は速度によらず同じとなるので、速度が速いほどkm/Lで表示される燃料消費は大きな値を示すことになります。
残る疑問点
昔乗っていたプレマシーの4ATとは異なり、このクルマの4ATは高回転まで引っ張らず、低めの回転で早めにシフトアップしていくタイプです。4AT任せで登坂すると、「トルクコンバーターに頼って、あまり回転数を上げない」傾向があります。これまで、シフトダウンすることにより「回転数を上げ気味にして、トルクコンバーターにあまり依存しない」条件で登坂したこともありました。いずれが効率的であるかについて、今後燃費計を見ながら考えてみたいと思います。
Posted at 2022/10/11 00:20:59 | |
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