ご存知の通り、
アドリアのバスルームは洗面所とシャワー室がカラクリ部屋のように反転して使えます。
正直、このギミックを見てアドリアに決めた部分も大きいです。(笑)
では、実際シャワーって使うのか?
使ってます。
各地に温泉や入浴施設が豊富にある日本では、確かに頻繁に使うという事はないです。
では、どんなシチュエーションで使うかと言うと、
● 金曜日の仕事終わりから出発して、途中SA等で仮眠の際、さっとシャワー位浴びてからベッドに入りたい時。(特に夏場)
● 海辺で体が汗/潮まみれになった時(そのまま運転せず、さっぱりしてから)
● 真冬の路肩でタイヤチェーン装着に手こずり、凍死寸前になった時
● 入浴施設の無い(または、営業終了後の)RVパークやキャンプ場で体中焚き火臭くなった時。そのままテント泊ならきにならないけど、車中泊となると、、
と言った感じでしょうか。
シャワーの水圧について。
これに期待する方が無理なのですが、思ったとおり、シャーーと言うよりかは、シャワシャワシャワと言った感じ。
まあ電動ポンプでくみ上げて来るわけですし、キッチン部の水圧を見れば大体想像つきました。
泡を流すのに多少時間はかかりますが、許容範囲内です。
これが、もしシャワー室内にFFヒーターが無かったら、冬場使う気にはならなかったと思います。が、FFヒーターのおかげで、全く寒くないので、ちょろちょろシャワーでもいけます。
トルマボイラーの容量がたしか20L程度だったと思いますので、1人使ったら
少し待ってから2人目が使わないと、途中で水になっちゃいます。
清水タンクの水を使い、大体男性で10L、女性で15-20L程度使うようです。
清水タンクは100L入るので、節約して使えば、2人が3回位は使えそうです。
ただ、毎回100L=100Kgの水を入れて走ると燃費悪いので、普段は30-50L程度入れています。確実にシャワー使う予定が有る時だけ満水にして出かけます。
トイレ/シャワー室は冬場でも暖かい。
先ほどもふれましたが、シャワー室にはFFヒーターの噴出し口があるので、冬でも非常に暖かく利用できます。
そしてこの狭いFFヒーター付きの部屋を閉め切ってつかえば、乾燥室にもなるわけです。
温泉などで使った手ぬぐいやタオルを干して、FFヒータをつければ、あっと言う間に乾きます。
私はFFヒーターではなく、シャープの除湿器(衣類乾燥モード付き)を使っています。
アドリアシャワーのメリット
カラクリ部屋のおかげで、洗面所やトイレや棚を濡らさずにシャワーが使える。
これ大きいと思います。 何も気にせずシャワー使える。
勿論使用後のシャワー室や床をふき取る手間はありますが、大した手間では無いです。
もし、トイレや洗面所が一体で、あちこちが濡れる仕様だとすると、ふき取りの手間が面倒になってつかわなくなる気がします。
シャワー自体ではないですが、シャワー室があると言う事自体にメリットがあります。
防水室が有るのと一緒な訳ですから、例えば :
●除湿機を置いて、除湿した水を垂れ流せる。
●大雨でびしょびしょに濡れた衣服や傘を干せる(除湿機/FFヒーターで乾燥室にできる)
●海鮮市場で買ったスチロール入りの魚介類を水漏れの心配なく置ける。
アドリアシャワーのデメリット
水圧の問題は仕方が無いとして、脱衣スペースが無い点でしょうかね。
トイレ室側は結構ゆとりありますが、シャワー室側は狭いです。
シャワー室内での脱衣はかなり厳しいです。
そうすると、シャワー室の外で全裸になってと言う事になるので、
家族以外と一緒の場合は難しいでしょう。
総評としては、有って良かった快適装備に間違いございません!