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篠網坂は、大正以前は、笠森観音や大多喜方面と千葉市方面を繋ぐ主要道でした。


通行人の無事を祈念する石塔が作られたようです。江戸時代の元号が彫ってあります。


おそらく、白線のようなルートだったと思われます。

国土地理院地図改 1961年撮影
よって県道147号沿いには、道標が立っています。

大正八年に建立された道標です。

青い小屋の中に最初の写真の観音像(道標)がいます。この像も江戸時代に作られています。

小屋の反対側の篠網坂への入り口です。

途中からは、徒歩でしか行けません。昔の人の苦労が忍ばれます。
写真を撮っていたら、近所のおっちゃんが「そんなデカイバイクじゃ行けないよ」と諭してくれました。

林道刑部～針ヶ谷線の分岐線で長柄町篠網地区へ抜ける。完抜、全舗装(2023.06.08探査)

県道13号からアプローチすると赤い屋根の篠網集会所と遊具が目印です。これを過ぎて少し走ると。

左手に篠網線の進入口があります。こちら側の標識も新しいですね。

進入口から振り返ると青看板があります。

篠網側からは、登りとなります。枝葉が沢山あって適度に荒れています。
奥のカーブミラーの近くに。

石塔群があります。昭和以前、篠網坂と呼ばれていた時の名残です。

去年、崩落し通行止めが続いていたようですが通れました。

すぐに刑部～針ヶ谷線との合流地点です。

反対側から。以前は、標識は二つとも無かったそうです。これが朽ち果てる頃には、私はこの世にはいません。

R409号から野見金公園へ行く途中、左手に元林道 蔵持線の進入口があります。蔵持ダムに通じます。完抜、全舗装、勾配きつい箇所あり。(2023.06.08探査)

蔵持ダムへの看板は、かすれが酷いです。小さいので見落とす可能性大です。

始めの道は、こんな感じですが。

蔵持ダムのこの場所へ来る前の登坂は、急なのでご注意を。
林道自体は、この下に駐車区画があり、その付近で終点らしいです。

ダムの記念碑。

そのまま進むと野見金公園へ行く道にぶつかります。途中にそれっぽい箇所もあります。

キャンプ場の脇を通過します。

野見金公園へ行く道へ再合流地点です。向かって左手に変わったオブジェがありました。蔵持～水沼線よりは林道です。

県道148号の水沼側です。野見金公園の看板があるので分かりやすいです。
完抜、全舗装 (2023.06.08探査)

路面状況も良く、道幅もあります。

終点近くにある不動滝

ヘアピンカーブになってます。不動堂。

右折できる岩撫方面の分岐で元林道は終わりです。

さらに進むと野見金公園があります。

紫陽花が見頃を迎えていました。

長南町役場、小湊鐵道長南営業所近くから進入する元林道堰谷(支)線。完抜、全舗装。標識無し。(2023.06.08探査)

小湊鐵道長南営業所裏から入ります。

途中右手に溜め池があります。

圏央道のトンネル。直ぐ堰谷線との分岐地点に戻り、終わりです。

堰谷線と支線の分岐地点です。