交換用のホースを入手したので、サクッと交換~エア抜きを行う。
今回用意したホースは「グッドリッジ製」を使用しており、前回交換中に不具合があったホースより柔らかくて曲げ癖も無く、取り付け・取り回しがしやすかった。
グッドリッジ製のホースを使うのは初めてではなく、ST以前の所有車両には「ヨシムラ・グッドリッジ」のホース(と、場合によっては競技用ブレーキ一式)に交換していたが....
以前からこんなに柔らかい(←ステンメッシュにしてはの話)ホースだったっけ..??
前回、勘違いでのオーバートルクでねじ切ってしまったバンジョーボルトは....
ステンレス製「M10×1.25」を用意。
このボルトは"スパナでも六角レンチでも使えるボルト頭の形状"。
ボルトを舐めるような工具の使い方はしないが、万一の場合は六角レンチを補助的に使えるので、この形状は安心できる。
エア抜きはオーソドックスな方法で行っている。
シリンジを使用してキャリパー側からフルードを送り込む方法もある(自転車のリアブレーキのフルード交換は、この方法で行っている)が、ブレーキラインが1本で短いSTの場合は、マスター側からフルードを足していくやり方で事足りる。
マスターとキャリパーが交換取り付け済みだったこともあり、ホース交換とエア抜きは10分もかからず終了した。
前回のブレーキ一式交換時にホース継ぎ手の不具合が無ければ、ブレーキ交換作業は30分程度で終了した計算だw....
マスターシリンダー側。
バンジョーのひねり角度が変えられるホースなので、無理の無い取り付けが出来た( ´艸`)。
前回のエア抜きでフルード漏れがあった部分(黄丸内)は、塗装が柔らかくなっていた....
赤丸部分に至っては"爪を立てたら凹み跡が残った"(´;ω;`)。
ホースに不具合が無ければ、こんなことにはならなかったんだよ....
ホースを購入したショップには事の次第をメール連絡し、継ぎ手パーツのみでの購入可否の質問をしていたが返答ナシ....
不具合の合ったホースは購入時にホース・ナット・バンジョーの色が選べ、且つ、車種の純正長を基準に長さの変更も可能なショップオリジナル商品。
更に、色の組み合わせ見本を写真付きメールしてくれるショップなので、無返答というのは無視している以外ありえない!!(と、判断した。)
で、二度と前回購入のショップは利用しないことに決め、今回は他店でこの製品を購入した。
バンジョーは「アルミ製」or「ステンレス製」と色の選択、ホースはグッドリッジ製で色の選択が可能。
車種別セットでの購入なので黒染めのバンジョーボルト(+パッキン)も入っていたが、バンジョーボルトは別に購入した物を使用した。
劣化してきた純正ホースと比べるのはなんだが....
純正時にはブレーキレバーを握りこんでいくと"レバーがグリップに当たるまで握れた"のが、"指1本分残した位置までしかレバーを握りこめない"ようになったので、
私の"中指・薬指・小指の3本指でブレーキレバーを握る"方法でも、人差し指をレバーに挟むことは無い( ´艸`)。
圧に因るホースの膨れが抑えられれば、(普通に乗車する分には)STのブレーキは結構効く。
結果論になるが....
ホースの不具合があった故に、不具合の合ったホース一式は勿論、
8個のパッキン(不具合のホース分4個+仮り接続した純正ホース分4個)と、2回交換分のフルード、キャリパーの塗装劣化と、余計な作業に費やした手間暇を無駄にした。
ブログ一覧 |
スズキ ST250 | 日記
Posted at
2023/10/20 18:20:12